( ..)φ＿腕

着替えをしていて、ふと右腕を触ったら、すっかりボリュームがなくなっていた。
この中に、筋肉とか骨とか血管とかが納まっているのだ。

こんな風になっても、私の思うこと（お茶を入れるとか、買い物にいくとか、教習を受けるとか）を叶えようと、腕や脚は動いてくれるのだなと、細くなった腕を触りながら思った。

いつも、ありがとう。
こういう時じゃないと感謝しないのは、私が未熟だからだと改めて思う。

必要な痛み

誰かを信じられなくなる。
そういう経験はとてもつらい。

でも、信じられる人がまた見つかったとき、そのありがたさが身に染みるようになる。
そのために必要な痛みもある、ということなのだろうか。

「もう、信じられない」という気持ちを味わう前の自分に戻りたかったけれど、今は大丈夫になってきた。

息を吸ったら

長い間、放置していた夢を叶えたいと思わせてくれた人に、お礼をきちんと言いたい。

だから、息を吸ったら、まず「ありがとう」と言おう。
自然に気軽に、悩み過ぎずに思いを口に出そう。

学科教習（２日め）

今日の午後は、海図に針路や距離を書き込んで、問題を解く練習をした。
初めは１問を解くのに、何十分もかかっていたのが、2度、3度とやっていくうちに、短時間で解くことができるようになり、また間違えた時にどこがおかしかったのか、分かるようになるのが面白かった。

その時は、先生がついて教えてくれてるから、なんとなくできてしまうんだけど、帰宅後の今、同じことをしろと言われてできるだろうか？
ちょっと不安。

それに、海図の問題だけではなく、他に解かなければいけない問題はいっぱいある。
自動車の免許を持っていないだけに、エンジンのところは実感がわきにくくて不安な感じがする。


実技試験の日は、父が「試験場所まで送る」と言ってくれた。
ありがたいことだ。

父も
「○○（叔父）が元気やったら、色々教えてもらえたのになぁ」
と言っていた。

父は私が何をしていても、驚かなくなったけれど、「今はやらない」という選択をすると、煩いくらいに口を出してくるようになった。
叔父や父自身の健康問題などを考えると、
「やれるうちに、経験をしておくべきだ」
という父の気持ちは、私よりはるかに差し迫った想いなのだろうなと、今は考えられるようになった。

学科講習（1日め）

おぼえることはたくさんあるけど、内容はとても興味深く楽しかった。
夏に、ヨットやモーターボート、水上バイクなどの動きを近くで見ているだけに、納得できるところが多くて、勉強になった。

明日の海図の授業を、楽しみにしている人が多い。
ロープワークの練習方法も教えてもらったので、実技まで頑張れそう。

靴は、今日履いていた靴でも良いと言ってもらえた。
念のため、換えの靴は持っていこう。

試験の日は、皆さんが結構ばらばらになるようで（定員や仕事の都合などで）、少し残念だ。

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今でも、自分の楽しみや都合を優先した後は、罪悪感が湧いてしまう。

「では罪悪感を怖れて、私が身動きでなくなるほうがいいのか？」
というと、それは違うんだってちゃんと分かってる。

罪悪感と折り合いをつけながら、自分の楽しみをちゃんと味わえるようになれれば、いいんだと思う。