耳鼻科のK先生のところへ行った。先に聴力検査をする。
「おはようございます」
「はい、おはようございます。ノートになんか書こうかな」
「ありがとうございます。1000万円あげるよ、とか」
「あげません」
ノートを渡す。
「・・・来月って」
「来月?」
「何年になるかなぁ?」
「2001年やから・・・10年。あ、え、10年ですか!!」
「うん、そうやねん。10年やなぁ。僕が異動した前の年に内リンパ嚢開放術やったから。おめでとうございます」
「ありがとうございます。喜んでいいんですかね」
「いいと思いますね(笑)」
【引用始まり】 ---
来月で祝 10周年ですね。
もちろん、著効群に属されてます K
【引用終わり】 ---
K先生はノートを閉じて返されたので、この時点では何が書いてあるかわからなかった。
「聴力はね、良好と言えますね。この高音部分は、どうしたかな? 耳鳴りがひどいかな?」
「普段、全然気にならないんですけど、聴力検査のときは集中しますんで、耳鳴りがしてるなぁと思います」
「それやったら、大丈夫ですね」
「あの、オージオの機械が、わたしのことをめっちゃ好きで」
「うん」
「良い結果やったら、私が来なくなるから、私が何回も来るように、そういう結果になっているんじゃないんですか?」
「・・・(ふっ)・・・(ふっ)・・・まぁ、相性っていうのは、あるわな。オージオへの慣れもあるしさ」
・・・きっとオージオの機械とふゆうの愛の物語がすべったのを、慰めてくれたんですよね。。。
「あ、あの、試験を合格できました」
「おめでとうございます。これって、仕事の幅が広がったりするの?」
「もっと上の資格を取ると、サポート業務とかをされる方もいますけど、私のレベルではなかなか」
「おめでとう」
「ありがとうございます」
「今、仕事は、どうですか?」
「◇◇◇の関係の原稿を頼まれていて、その分野の資格があるということで頼まれたんですけど」
「はい」
「でも、実際には資料とか見ても、忘れてることのほうが多いんですよ。『大丈夫なんか?』と思いますね。K先生が、忘れてることあるまま、手術とかやってたら、リスキーですよね」
「はははは、確かに怖いですね(笑)。でも、役所の人とかでもさぁ、何か聞いても、わからんまま、なんとかしてる人とか、いるし」
・・・きっとふゆうの知識が足りないことを、慰めてくれてるんですよね。。。
「で、お薬ですけど」
「はい。あ、あの、(イソバイドは処方できる日数に制限があるようなので)前と同じ出し方をしてもらえたら、充分いけると思います」
「そうですか。そうしよう」
「それで、イソバイドはそれで足りるんですけど、▽ー◇ット○ーが足りないんですけど(笑)」
「▽ー◇ット・・・?」
「▽ー◇ット○ー(笑)」
「ここで、もらってた?」
「もらってないです」
「それって、どうやったら出てくるの? カタカナで打ったら出てくる?」
「はい」
「ごめん、先にいつ来るか決めよう」
「はい」
4ヵ月後に決定。
「・・・▽ー◇ット○ーって、今まで、どうしてたん? 誰にもらってたん?」
「誰にももらってないです」
「・・・はっ(笑)、あ、え、あ!! はははは、出しかけたわっ!!」
「はははは。メニエール症候群に対しての適応があるはず、ですよね?」
「あるかもしれへんけど、◇◇科の先生はなんて言ってはるの?」
「必要ない人が飲むと、副作用を味わうことになり、メリットはあんまり得られないですよって言って、くれないんです」
「それ聞いて、僕が出すわけにはいかんなぁ(笑)」
「術後不安が10年続いて・・・」
「まぁ、10年か」
「そうですね」
「元気そうでね、良かった」
「ありがとうございます」
「じゃぁ、4ヵ月後にまた」
イソバイドを10本いただく。薬局の人に「イソバイド1本は680gでした」と話したら、喜んでくださる。イソバイドは薬価が高めで、10本いただくと9480円の負担が生じる。
今日もありがとうございました。ぺこり。
帰りに見つけた「へんなもの」の動画を、別のブログにアップロードした。
■客に向かって「食らってはどうですか?」って・・・
http://www.mypress.jp/v2_writers/fuyuu/story/?story_id=1964790
(わずかですが、音が入っていますので、音量に注意してください)
【追記】
みんなのネタサイト pya! さんに掲載いただきました。
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=117824 [0回]