「無理せんときや？」

内科＆皮膚科のH先生のところへ行った。

「おはようございます！」
「はい、おはようございます」
「あの、今日は両腕が」

両腕の皮膚を見せる。

「うわぁあ」
「ちょっと荒れてしまいました」
「ちょっととは言わない！」
「すみません」
「ちょっと触らしてな……うーん、かなりざらざら、乾燥してるね」
「はい」

「ほかの部位には出てない？」
「背中、というか腰ですね」
「ちょっと診せて……あ、ホンマや。何か、この部分にあたるということは？」
「椅子の背もたれですね」
「あぁあ。そっか」
「痒みはどうですか？」
「めっちゃ痒いです！」
「めっちゃ痒いか」
「はい」

「他の部位は？」
「顔」
「……？　顔？」
「湿疹がダーッと出て、その日が土曜日やったんで、様子を見てたらなおって、そのあと両腕にダーッと」
「そうか、部位ごとに最盛期が異なると(笑)」
「はい(笑)」

「いくつか塗り薬を出しますので」
「はい」
「部位ごとに使い分けてくださいね」
「はい」
「それと、アレグラ」
「はい、あ！」
「ん？」
「あの、アレグラを、入院のときに持って行かないといけないんです」
「そうですね」
「その前に、一回来ていいですか？」
「はい、もちろん」

Z先生が描いてくれた絵を見ていただきながら話す。

「乳管内視鏡を使えたらよいのですが、どの乳管に腫瘍があるかわからないので、無理だそうです」
「そうですか」
「でも、クリニカルパスをもらったんですけど、わりとすぐに起きて歩いたりできるようです」
「そうですか」
「仕事もやっていいって」
「ほぉ！　でも無理せんときや？」
「はい！」

今日はアレグラ、軟膏類、キュバール100エアゾールをいただいて帰宅する。ありがとうございました。ぺこり。

「二度と会わない」という愛情

ドラマ「白夜行」を見ている。
まだ途中だけれど、「二度と会わない」という愛情もありなのかなって思える。

「二度と」。
私は、そこまでの愛情を持てるだろうか？

「きっと、それを望んでいるよね？」
それを聞いたら、相手を追い詰めてしまう。
「そんなこと、望んでないよ」と答えざるを得なくなるから。
でも、自分だけで、「二度と」を実行できる自信が、ない。

ただ、夢を見せて

手に入れたって信じていた。
そして、あなたのものになれたとも、信じていた。

あなたは、夢を見せてくれたね。
ただ、夢を見せてくれただけだったんだね。

それでも夢すら見ない人生よりも、きっと幸せだった。

ありがとう。
さようなら、私の夢。

窓を開けて

雨が降って、隣の工事が中断されたようなので、やっと窓を開けることができた。

外の景色を見ることができるのが、こんなにうれしいなんて。

( ..)φ

昨日は眠くて眠くて、仕方なかった。
だから今日はぐっすり寝たと思う。

でも、何か息苦しい。
極端な頻脈じゃないけど、唐突に脈が速くなって不安になる。

お腹も極端にゆるくて、ロペミンを飲んでしのいでいる。

両親が
「こんなうるさい音（隣の建設工事）の中で、窓閉め切って毎日生活してたら、そりゃあすごいストレスやわ」
と驚いていた。
でも、うちだっていつ迷惑をかける側になるかわからないのだから、辛抱しなくちゃ。

皮膚の湿疹は、だいぶ良くなった。
顔→首→腕と移動していく感じ。
これなら文楽デーに行ったときは、上着で隠せそうだ。