歩道の階段を下りていた。前に犬(ポメラニアン)を抱いたおじさまと、おばさまが歩いていた。
私が、あと数歩で追い越す形になりかけたとき、急にポメラニアンが興奮して、おじさまの手を逃れようとしている(ように見えた)。
私も犬を飼っていた経験があるので、犬にとって痛かったり、不安定な姿勢になったりすると、興奮するのを知っていた。おじさまが抱きなおせば、すぐ大人しくなるだろうと思い、そのまま追い越そうとした。
すると、ポメラニアンがずいぶん喜んで、私に近寄ってくれるので、しばらく「なでなで」させてもらった。おじさまとおばさまが「ありがとう」と言ってくださったのが、とても嬉しかった。
犬の興奮するポイントは、人間には計り知れないものがあるのだろう。
最近「猫の当たり屋」というお話があるのを知った。下記のブログに掲載されている。
http://2ya.sblo.jp/article/5134690.htmlうちに犬がやってきて、そのまま17年住み着いたのも、似たような経緯だったと、思い出した(うちは交通事故ではなく、道路の冠水がきっかけだった)。
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