内科のH先生のところへ行った。
「こんにちは」
「はい、こんにちは。どうしました?」
「あの、顔が前みたいに腫れてしまったのです」
手紙を渡す。
「ちょっと眼鏡、外してみて」
「はい」
「おぉ、目が開けづらいんちゃう?」
「そうですね」
「確かに、目の周りが腫れてるよね。頭痛というのは、顔が赤くなってくる、腫れてくるということに、前にするか、後にするか、どっちかな?」
「どっちかというと、後」
「それなら、血管が急に拡張したことの影響やろうな」
「あ、そっか。なるほど(納得)」
「肺の音、聴かせて」
「はーい」 ← 意識的にちょっと伸ばした。
「痰が溜まってるな」
「そうですか」
「前に来た時から今まで、息ができるようになったという時期はあった?」
「少なくとも、アレグラとオノンを飲んで3日目くらいはとっても良かったです」
「そっか。薬続けとこか」
「はい」
「で、顔は、どうするかなぁ……。これをしたら治るっていう決定打みたいなものが、出せないんよね」
「何回も、すみません」
「いえいえ、それはふゆうちゃんの責任じゃないから。ただ、どこかで割り切るほうがいいかとは思う」
「好きに生きる?」
「うーん、というか。顔に出るっていうのもあって、気にはなるやろうけど、『あぁ、また来たな』くらいに思えるといいかな」
「はい。大丈夫そうですよね」
「ただ、喘息のほうは、もし悪くなるようやったら、来てや?」
「はーい」
「声は出しづらい?」
「はい。でも、自分に自信ないから、声出せないのかも」
「咳は?」
「めちゃすごい咳は、今のところ出てないです」
「オノンとアレグラ、追加で出しとくから、ひどくなったらおいでや?」
「はい」
今日もありがとうございました。
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