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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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「えぇえええ!!」

T先生の診察へ。

廊下を歩いていたらT先生とばったり会う。
「あ、こ、こんにちは!」
「えぇえええ!!」
「え? え?」
「あ、そうか! 今日や」
「え、ちょっと待って、今、私にどうして欲しかったのですか(笑)?」
あぁああ、びっくりした。

クールなP先生にもちょっとだけ会えたので、とっても嬉しかった。

改めて診察室へ。

「こ、こんにちは」
「はい、こんにちは。甲状腺の結果やけど、キレイやったよ」
「そうですか、良かった」
「写メ撮っときや(笑)」
「はい! (カシャ)」



「この結果って、誰かに見せるんやったっけ?」
「少なくともS先生には」
「それやったら、印刷するわ」
「え? なんでですか?」
「そりゃあ、写メで見せるのも失礼やろ(笑)。俺がサボってるみたいやん」
「ははははは(笑)」

「甲状腺の値が高かったことって、あったっけ?」
「あの、S先生のところで計ったら、高かったということがありました」
「ほぉ。まぁ今回は、甲状腺のせいで症状が出ているわけではないので」
「はい」
「不眠というのは、どうなったんかな?」
「あの、だいぶマシになってきたかな、と思います」
「それは良かった」

「で、熱は……結局下がってる感じがしない?」
「そうですね、月経のときに一瞬下がったんですけど」
「前に来てくれた時、排卵の直前みたいに見えるって言ったやん?」
「はい」
「体温からしても、実際に排卵期だったとして間違いはないかな、と」
「そうでしょうか?」
「うん。で……熱は、出るんかな?」
「夕方になると、37度を少し超えるくらい」
「微熱という感じやな」
「そうですね」
「これは、放置してもいいですか?」
「うん、37度5分を超えるような、はっきりと『発熱してますね』と言える状況やったら、誰かに言うべきやけど、甲状腺にしても発熱にしても『今すぐ、診察を受けなければ』という問題ではないので」
「はい」
「まぁ、次に診察に行く誰かでいいと思う」
「誰か(笑)。P先生かな?」
「僕だって、甲状腺の検査を頼まれてしているわけやし、誰かに言えればいいよ(笑)。Pさんは忙しいやろうけど」
「はい。P先生がさっき、歩いてはったけれど」
「おぉ」
「私はめっちゃ嬉しかったけど、P先生はあまり表情が変わらなかった」
「彼はそういう人やよ」
「ちょっと寂しいけど、P先生がいてくれたら、それだけで嬉しい!」

「さて、お薬やけど」
「はい。ブスコパン欲しい!」
「胃痙攣の時に使うんやろ?」
「はい! この前、ブスコパンなくてめっちゃきつかった」
「胃痙攣に関して、誰にどう話してるんかな?」
「S先生に、次もまだ痛かった場合には、胃カメラしようかなって言われています」
「そうですか。まぁ、なんとかやり過ごしてみてください」
「はい!」

今日はボルタレンSR、ブスコパン、カバサールをいただいて帰宅する。
ありがとうございました。

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