もう15年ほど前のことだが、最近、思い出として話す機会があったので。
弟が、同級生と待ち合わせてスパワールドに行くと言っていた。招待券を貰っていたので、遊びに行くという話だった。
しかし、祖父には「スパワールド」という言葉が通じないので「きれいな銭湯」と説明していたようだ。
弟が出かけてから10分ほど経って、電話がなった。
「Rくん(弟)の同級生のYと申します」
「あ、一緒に銭湯行く人ですよね? もう10分ほどまえに出かけましたよ」
「え? え?」
「まだ、着いていませんか?」
「・・・また、掛けます」
がちゃ、つーつーつー。。。
呆然としている祖父。
「どうしたん? なんやったの?」
経緯を尋ねる私。
「そのYって、こないだからセールス電話かけてきてるYじゃないの?」
「あ!!」
「あ!!」←祖母
この時点では、真相わからず。
事実としてわかっていることは、弟と本当に待ち合わせた同級生とは、無事にスパワールドに行っていたことと、その後、Yからのセールス電話がなくなったことだ。
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