精神科のN先生のところへ行った。
「おはようございます」
「はい、おはようございます」
「すみません、手紙を書いてくる余裕がなくて」
「いいんですよ、手術は済みましたか?」
「はい、おかげさまで」
「とりあえず、おめでとうございます」
写真を見ていただいた。
「全身麻酔でするの?」
「はい、私の場合はそうでした。麻酔の先生に『すぐさめるほうですね』って言われました」
「そうですか。精神科で出す、今ならロヒプノールとかですね、それらを飲んでいる人は、麻酔がかかりにくいときとか、あるんですよ」
「そうなんですか? そういえば、胃カメラのときにも、同じことを言われました」
「胃カメラ。そういえば、胃カメラは最近どうしてるんですか?」
「乳腺のほうが大変やったんで、最近はしてないです。病院変わったところやし」
「ピロリ菌の除菌、できませんでしたね?」
「はい。でも、先日親が除菌できたんですよ。あれって、親子間とかで感染するそうですけど、親のピロリ菌は除菌できて、自分ができないのはなんで? 恨んでるとかじゃないんですけど、純粋に疑問」
「まぁ、これまでに、どんなお薬を飲んできたとか、そういうことも関係がありますのでね」
「そうですね」
「あと、大学の試験があるんです」
「そうですか」
「M先生に勉強を見てもらったところは、間違えないようにしないと」
「……何の勉強をしてましたっけ?」
「『心理統計法』と『疾病の成立と回復促進』です」
「その、勉強はどこを見てもらったんですか?」
「肺癌」
「それは、外科の先生ならお手のもんじゃねぇ」
今日は、ロヒプノール、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅する。
「あと、リ□□ンと、○○ゴ○と」
「まぁ、△△ナもあわせて、そのうち出しましょう(笑)」
ありがとうございました。ぺこり。
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