精神科のL先生のところへ行った。
「おはようございます」
「はい、おはようございます。調子はどうですか?」
「紙に書いてきました」
「・・・あ、すいません、ちょっと待ってくださいね。カルテに印鑑を押してないんで・・・、日付の印鑑をね・・・」
「あの、せっかくなので、ノートに押してもらえますか?」
「これをですか(笑)? ただの日付ですよ、普通の」
「はい(笑)」
ばん!! ← 押す。
「あの、10個くらい押してもらえると嬉しいな」
「1,2,3・・・、12個押すと、ちょうどいい感じですね!!」
「はい!!」
「なんかの模様みたいですね!!」
いい大人が二人がかりで何を・・・。
さて、L先生に手紙を渡す。
「えっと、すいません、試験の前の日に調子が良くなった?」
「はい」
「それから、調子はいいってことですか?」
「はい」
「その流れが良くわからないんですけど・・・」
「そんなに早く消退出血が起こると思ってなくて、不調=心因性と思ってたのですが、PMSみたいな感じになってたんだと思いました。あ、これが基礎体温表で、この日が試験で・・・」
「あぁ、なるほど。それだったら、確かに心因性『だけ』とは思えないですね」
「はい。びっくりしました」
「試験はどうでしたか?」
Σ( ̄□ ̄)!!
「あ、あの、一行消してしまった!!」
「は? え?」
「いや、あの、『試験の出来については不問にお願いします』という文章を、消してしまってた!!」
「ははははは」
「思うんですけど、8割得点が合格基準というのは、きついですよね?」
「そうかなぁ? まぁ7割とかかもしれないなぁ。何問あったんですか?」
「100問です」
「じゃあ20問間違えてもいいわけですね」
「いきなり2問目を誤答したんで、答えあわせを止めました。暗くなるんで(笑)」
「で、外科と婦人科へ行かれたんですね。・・・合格して、仕事を全部できたら治ると言われて『あなた方は鬼だ』と思いました・・・ははははは」
「ははははは」
「ははははは。でも、現実に、試験済んだら楽になってるんですよね」
うぎゃああああああ!!! 気を取り直して。
「あの、9月頃に、寝れないっていうお話をしてますよね?」
「はい、聞いてます」
「それが、結構すぐ治ったんですよね」
「そうでしたね」
「その後なんですけど、何か色々、重大な話をしてくれる人が増えて」
「はい」
「私のために、言葉をゆっくりと話してくださる人もいるし、自分も専門的なお話を伺うときだったら(診察もそうだけど)、一つ一つ確かめながらお話しすることになるので、やや時間がかかるんですけど」
「はい」
「なんか、その当時、筆談ホステスが大ブームになって」
「あぁ、そうですね。ちょうどその頃ですね」
「それもあったのかもしれないけど。わざわざ、私に話してくれるのは、大変だと思うんです」
「そんなことはないと思いますけどね」
「・・・自分の何が変わってしまったんだろう? 信用してないと言ってくれないような大事なことですから、お聞きするのは決して嫌じゃないけど、こんな私が聞くだけで、その人の気持ちは軽くなるんだろうか? って思いはずっとあったんです」
「そうですか」
「あの次回、婦人科へ行ったとき、面白い処方を希望しなければならないのですが、何かあるでしょうか?」
「面白い処方を言わんといけないんですか(笑)?」
「はい」
「もう、既に言ってしまってることは、何ですか?」
「○○と□□です」
「それなら、☆☆はどうですか?」
それはナイス!! 次回言ってみよう。
リスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅する。
受付の人に「見て見て見て!!!!! 押してもらったの」と言ったら「はん(笑)!!」と笑われた。確かに、どう反応すればいいのか困るかもしれない・・・。
今日も、ありがとうございました。
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