精神科のL先生のところへ行った。待合にいると「もしかして、ふゆうさんちゃうん!?」という声がどこからか。しかもエコーがかかってるみたいな、馬鹿でかい声で。デイケアの部屋の前は、でかい声を出すと響くんだよぉおおおおん。
「あ、Hくん、久しぶりやなぁ」
「久しぶりやなぁ!! 元気?」
「元気やでぇ!!」
とぉりぃああぁあえずぅううう、声がでかすぎるよぉぉぉおおお。
↑↑↑エコーがかかってる感じで読んでね。↑↑↑
順番が来て、L先生に呼ばれた。
「こんにちは」
「こんにちは」
メモを渡す。しばらくしーんってなってる・・・。
「この、ルナベル配合錠というのは、ホルモン剤ですね?」
「はい」
「えーっと、出血を止めるためにつかうもの?」
「えーっと、止めるんではなくて・・・、周期的に出血させるための・・・」
「飲まなかった場合、どうなるんですか?」
「あの、私の場合は、出血が止まらなくなるか、まったくなくなるか、どちらかだと思います」
「婦人科の先生が目指されているのは、どういう状態なんでしょうね?」
「あの、理想は自力で排卵がある状態。次の目標となりえるのは、排卵がなくても周期的に出血が起こる状態。で・・・、(基礎体温表を持っていることに気づいて)現状はこういう感じで、出血が起こるスパンが長かったり、ルナベル配合錠を飲んだのに出血が3日しか止まらなかったり・・・」
「うわぁ・・・。これは多いですね」
「でしょ?」
「うん、これはちょっと・・・すごいですね」
(8月8日から9月15日まで出血が続いているので)
「で、ルナベル配合錠の副作用のような感じで、精神症状が出たのか、婦人科の先生が心配されてると」
「はい」
「うーん。私もこの薬剤のことをあまり知らないので、また投薬内容がきまったら、教えてくださいね」
「はい」
私が自分で感じているのは、全部がホルモン剤のせいではない、ということだが、まぁ素人考えなので・・・。
さて、L先生にはまだ見せたことのない自分の秘密を。
「これを一度、見てほしかったんです」
「はい」
「私の戸籍なんですけど」
「はい・・・えぇっ!?」
「びっくりするでしょう?」
そう、私の戸籍には「長男」と書かれていた時期があるのだ。
「・・・これって、役所の人が書くんですよね?」
「はい。あの、実は私の父は、戸籍登録の仕事を8年以上やっていて」
「はい」
「これに気づいたのは、私が23歳のとき、祖父が亡くなって戸籍追跡をしたときが初めやったんです。そのときは、自分の戸籍見ろやぁって言いたくなりました」
「ははははは(笑)。油断されたんですね(笑)」
実は、戸籍謄本の誤記に気づいた「私が23歳のとき」の直前に、戸籍謄本には意外にミスが多いというニュースが、頻繁に流れた時期があった。長男を次男と書いたとか(次男が一家に二人いる状態)、あるいは非常に問題だと思うが、「子どもが入籍されていない」というミスまであったらしい。
「うちの戸籍は大丈夫なんだろうか?」と、念のために取得する人が増えて、余計にミスが見つかるという状況もあったようだ。
それを「すごいなぁ」とか思っていた自分が、数ヵ月後にこんなことになろうとは・・・って感じたものだった。
今日は、ハルシオン、リスミー、デパスをいただいて帰宅する。今日もありがとうございました。ぺこり。
あぁ、一度でいいから「ソセゴンとアンペックとロヒプノールとアタPを酒で一気飲みしてらりりたいです」って言ってみたい・・・。
[0回]
PR