( ..)φ＿ちょっと増えた

体重を測ると47.8キロ！
ちょっと増えていた。

皮膚が荒れたり、髪や爪が傷むということもない。
排卵もきちんとあった。

ところで、ウェルネスリンクというサービスがある。
対応機器で測定したデータが自動的に蓄積されていくのだそうだ。
クラウドの時代が押し寄せているのだなぁ。

体重とか歩数などは別として、血圧や血糖値など、生命にかかわるデータが蓄積されるようになれば、震災等が起こったときへの備えとなりうるかもしれない。

こういう人が上司だったら

「モーターサイクルダイアリーズ」で、某大学教授が自作小説の感想を、主人公に求めるシーンがあった。
主人公があまりにも痛烈に批判するので、見ているだけの私も驚いた。

しかし、教授の反応がすばらしかった。
「君だけが正直に言ってくれた。今の地位にある私に、本音で接してくれる者など、少ない。だから君の言葉が嬉しい」

こういう人が上司だったら幸せだろうな。
私も、本音を話せる人がいることのありがたさが、分かってきたばかりだ。

海へ誘う

昨年暮れから今年初めにかけて、叔父が肺疾患で在宅酸素療法を行うことになり、親戚間で助け合いながらも、なかなか大変だった。
身体のしんどさ、精神的な辛さも抱えることになった叔父は、気を許すことができる私たちには言いたいことをいい、時には家を出てしまうこともあった。

私たち子ども・従妹世代は、仕事が最も忙しい時期（季節という意味でも、世代という意味でも）だし、仕事以外に何らかの活動をしている者は、仕事・活動に支障をきたすようにもなり、それぞれが大変な思いをしたと思う。

とはいえ、明けない夜はなく、最近ではめっきり叔父一家からのヘルプコールは少なくなった。

叔父は左官業で、なおかつアイスホッケーやフィッシングなどを行ってきた、とても活動的な人だった。
私がもっと自信を持って、海に向かい合えるようになったら、叔父を海へ誘ってもいいだろうか？
それとも、叔父の気持ちを逆なでしてしまうことに、なるのだろうか？

まぁ、その前に私が自分に自信をつけないと、何も始まらないけれど。

……と書いていると、思い出す。
叔父のことを話したとき、
「大変やったなぁ」
「叔父さんもきっと、自分の身に起こったことを、いつかちゃんと受け入れてくれるよ」
って言ってくれた人のことを。

その人が見ている海を、私も見たくなったことが、今につながっているということが、不思議な気がする。

好き＝ゴール

誰かや、何かを好きだと思う。

・好きだから、尽くしたい
・好きだから、喜ばせたい
・好きだから、役に立ちたい
・好きだから……
・好きだから……

こういう気持ちは自然なものだけど、
・好きだから尽くしていないと不安
・好きだから喜ばせていないと不安
・好きだから役に立っていないと不安
・好きだから……
・好きだから……
という気持ちに、いつの間にか変わってしまうことがある。
そうなると、本当に苦しいものだと思う。

ある人との出会いをきっかけに（その人とは恋仲とかではないが）、そういうことを考えた。

その人とは、会いたい、話したいという気持ちはあるし、次に会う予定も、話したい内容も決まっている。
多分、顔を見たらすごく嬉しいと思う。

でも、
・会えないから不幸だ
・話せないから寂しい
という思いは、あまりない。

「その人が、どこかに存在する」
それだけで、私は幸せだ。
ただ、その人のいる場所が、今は私の隣ではないというだけなのだ。

多分、それでいい。
「好き＝ゴール」でいいのだと思う。

体重計に食われるわけでもないし

H先生のところへ行った。

「こんにちは」
「はい、こんにちは。調子はどうですか？」
「まず、前にひどかった皮膚炎は、案外すっきりと治ってしまって」

両手を見せる。

「おぉ、ホンマやな。良かった」
「はい、ありがとうございます」
「軟膏も『今日来るまではあります』と言っていたけど、今、1週間分くらいはまだ残っています」
「それなら、ひどくなってから処方するほうがいいかな。今はおいておいて」
「はい」

「それと、蕁麻疹が一度出たことがあって」
「ほぉ、どこに？」
「顔の頬骨のところなんですよ。それで、顔に何かついたのだと思って、まず洗い流したんですよ」
「はい」
「それで『何かって何？』と考えたときに、日焼け止めくらいしか思いつかなくて」
「同じような症状が出た経験はある？」
「たぶん、5年とか前なんですけど、ある日焼け止めを塗ったら、顔がかぶれるということがあって、その種類の日焼け止めは使わないようにしていたんです」
「それなら関係があるかもしれないので、今後は気をつけてください」
「はい、気をつけます」

「他はどうですか？」
「あの、痩せるのが、今月14日の時点で46.8キロまで減ってしまったんです。47キロを下回るとは思ってなかったので、もう計るから気になるのかもしれないと思って、計るのを止めたんです」
「……なんで？」
「え？」
「いや、別に計ったから、体重計に食われるわけでもないし」
「まぁ、そうだけど、気になるからいけないのかなって」
「うーん、そういう面はあるかもしれないけど、今は目安として知っておいた方がいいと思うなぁ」
「そうですか？」
「細かい数値まで一喜一憂せんでもいいけど、さらに減ってるのに全く気づきませんでしたというのも困るし」
「はい」
「ご飯は、どうなん？　食べてるの？」
「はい。３度の食事は、リズムは守っているし、間食もすることもあります」
「そうか。不思議やな」

「前、介護中にかなり痩せたことがあるんですが」
「はい」
「そのときって、皮膚が乾燥してガサガサになったり、顔色も悪いとか、立ちくらみがするとか、他のこともけっこうあったけど、今そういうことはないんで、あまり心配でもないのかなと」
「そうですか。まぁ、現に皮膚炎も治っているしなぁ」
「はい。唯一、困っていることは、ウェットスーツが作れないこと(笑)」
「あぁ(笑)、また体重が元に戻るようやったら、使われへんようになるなぁ」
「はい」
「でも、今の体型のまま安定していくんかもしれへんで」
「あぁ、その可能性は……あるんかな(笑)？　今、BMIで言ったら17.03ですよ。このままやったら、ちょっと困りますよね」
「確かに！　でも、体型の変化が安定するまで、作らなくてもいいんならそれでいいけど、その間どうするんかやなぁ」
「はい、そこを考えています」

今日はフェキソフェナジンをいただいて帰宅する。ありがとうございました。