悲しいサイレン

「緊急地震速報」の独特のチャイム音は、伊福部昭さん（ゴジラのテーマ音楽を作曲した人）の交響曲「シンフォニア・タプカーラ」から着想を得て、甥にあたる伊福部達・東大名誉教授が作られたことは、ご存じの方も多いだろう。なお「タプカーラ」には、アイヌ語で「（自発的に）立って踊る」という意味がある。
http://www.asahi.com/articles/ASG287WGMG28UCVL00W.html

「シンフォニア・タプカーラ」の緊迫感あふれる部分と言えば、第３楽章。運動会なんかで使われるには、少々重々しい感じがする。それだけに、地震という大きなものが迫ってくる際には、注意を促すのには最適だろう。
https://www.youtube.com/watch?v=1zbRnBa8rnI

ちなみに、日本に向けて武力攻撃が行われたり、核ミサイルが日本に飛来するなどの危機が近づいた場合には、「国民保護サイレン」による情報伝達が行われる。
サイレン音は内閣官房「国民保護ポータルサイト」にて、試聴が可能。あまりの悲しい音に、胸が詰まる。この音を聞かなくて済む日が、できるだけ続きますように。
http://www.kokuminhogo.go.jp/arekore/shudan.html

消費税の関係で……

喘息＆皮膚炎＆貧血を診て頂いているH先生のところへいった。

・フェキソフェナジンが切れるので、受診する予定だったこと
・今日になって冷や汗が出て、息が切れてしんどくなってきたこと
・2，3日前にも同じことがあって、夕方から寝てしまったこと
などを話した。

「今も、ちょっとしんどいね？」
「そうですね。さっき、受付で名前とか書こうとしたけど、途中で冷や汗が出て、できなくなってしまって」
「めまいがするとか、どういう感じでできなくなった？」
「眠いっていうか、力が抜けてしまって」
「眠いかぁ。。。」

・血圧は108／74、頻脈とまでは言えないが脈は速め
・感染症のようには見えない
・腸閉塞の心配は、とりあえずなさそう
といってくださった。

「仕事は忙しかったん？」
「はい。消費税の関係で3月中に納品してほしいっていうのが増えたんで」
「あぁ、なるほど。夕方から寝たっていうのは、ちょっと横になったレベルじゃなくて、しっかり寝てしまった？」
「はい」
「それで寝たら、楽になったんかな？」
「はい」

「まぁ、だいたい分かってると思うけど（笑）」
「はい（笑）」
「疲れが出て自律神経の乱れがあったかなぁという感じかな」
「はい」
「規則正しい生活を心がけましょう。寝るのでも、長時間寝ればいいもんじゃないから」
「はい」
「検査が来週あるんやったら、何かわかればいいですね」
「はい」

フェキソフェナジンとフェルターゼをいただいて帰宅する。

看護師さんが、プライベートのことを聞いてくださった。
ありがとうございました。

署名

千葉県の某先生から連絡あり。
「エッセイにダジャレが使われておらず残念です（笑）」

……はい？
……え？
な、なんだ……？
ライターなので、エッセイを書く機会はほぼないのですが……？

そして、初めの一文を読み飛ばしたことに気付く。
「入賞おめでとう」

あ！
「ありがとうございます。先生にダジャレを含め、表現力を鍛える面ではずいぶんお世話になりましたのに、すみません。これからも、どうぞご指導くださいませ」

こういうとき、
「署名を入れる仕事ができて良かった」
と思う。
この先生だけではなく、お世話になった人々に「おかげさまで、元気でやってます」と伝えることができるから。

先生、ありがとう。

エイプリルフール

エイプリルフールどころじゃなさそうな
そんな私のエイプリルフール

_φ(･_･

頭がふらふら、ぐらぐらして気持ち悪い。

「せっかく話してくれたのにね」
っていう言葉を思い出す。

違うんです。
聞いてくれた人があなたで良かった。
私は、そう思っていますから。