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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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ずっと近くに

「これからもずっと、近くにいたい」という本当の気持ちが言えない。

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「心配してたんや」

内科&皮膚科のH先生のところへ行った。

「こんばんは」
「はい、こんばんは。心配してたんや、どうなった?」
「おかげさまで、だいぶ動くようになりました」
「おぉ、良かった!」
「ありがとうございます」

良かった。良い報告ができて。

「で、お薬はどういう感じになったん?」
「昨日までで、ステロイドを飲み終わりました」
「もう、しゃべったりはできる?」
「はい。食べたりするのも、ほぼ大丈夫。ただ、飲み物とか、急いで飲もうとしたとき、ばしゃーんてかぶってしまうことがあるけど」
「うん。それも、段々なくなっていくと思うよ」
「ありがとうございます」

「写真あります」
「おぉ。これって症状がピークのとき?」
「自分では、ピークが過ぎて、ちょっと動き出したかなってときでしたね」
「27日ということは、発病から何日目?」
「16日の夜やったから、11日目ですね」
「うーん。やっぱり、麻痺のピークがくるまではそのくらい、かかるんやな」

「あと、舌を出したとき、まっすぐに出せないのが気になるからって、MRIを撮ってくれて」
「ほぉ!」
「で、脳は問題なかったです」
「それは良かった」

「で、他の必要なお薬は?」
「アレグラ」
「今、症状は……って、ステロイド飲んでたんやな」
「はい」
「それなら、喘息も、皮膚炎も治まってしまうのが当然なんで」
「はい、そうですね」

「今、ステロイドの吸入はどうしてる?」
「やめてるんですけど、あの、実は隣で建設工事が行われていて」
「あ、そっか」
「窓とか、開けないようにはしてるんですけど」
「もし、変だなと思ったら、早めに再開してな」
「はい」

今日はアレグラをいただいて帰宅する。ありがとうございました。

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「普通になってる(笑)」のになぜウケる?

耳鼻科のK先生のところへ行った。廊下で座っていたら、なんだか眠くなって、意識がぼーっとしてしまった。
やがてK先生に呼ばれる。

「おはよう」
「おはようございます」
「どうなりました?」
「だいぶ良くなりました」

「しゃべり方が……ははははは(笑)」
「どうしました(笑)?」
「普通になってる(笑)」
「なんで、ウケるんですか?」
「前、カタコトの外国人みたいやったもんな」
「はい」

「あの、Y先生が下位脳神経って言葉使われたんですよ」
「あぁ、うんそれ」
「それで、ちょうど放送大学の授業でやってたとこやったのに、下位脳神経ってなんやったかなってなって、舌咽神経、迷走神経、副神経……」
「……さらに下やったら……」
「舌下神経」
「そう」

「で、今日は、どうしたらいいかな?」
「あの、ステロイドはもうやめていいんですか?」
「うん。ステロイド止め、と」
「イソバイド欲しい」
「イソバイド、ね」

「次、予約とかって入ってる?」
「いえ」
「じゃあ、イソバイドが切れるころやな」

「また、みっともなくなってるかも」
「なんで? 顔、動くようになったやん?」
「他に、なんか検査とか、手術とか受けてるかも」
「あぁ。でも、顔と違って見せる部位じゃないやん?」
「うん」
「……っていうか、その場合はホームページに画像載せたらあかんで(笑)」
「ははははは(笑)」
「ははははは(笑)。ハント症候群はいいねんけど、普段隠しているような部位を、あえて載せると、変な意味に受け取る人もいるからさ」
「はい」

今日もありがとうございました。

私は耳のホームページを作ることになったとき、K先生や患者さんの役に立ちたいと思った。一つか二つは、実際に役に立てたと思える出来事もあった。

私にできることは、誰かを教え諭すようなことではなく、逆に誰かの話しや気持ちを一方的に受け止めるようなことでもなく、ただ「流れをスムーズにする」ことだと思ってきた。
主治医の先生に言えなくて困っていることがあるなら、私に話してくださることで「どう言えば、主治医の先生に伝わるのか?」を考えていただく機会としてもらえたらと思った。患者さんと先生、患者さんと情報の流れがスムーズにいくことが大事だろう。
また「先生や看護師さんが言った言葉、他の患者さんから聞かされた言葉にショックを受けてしまった」とか、「生活上の悩みがあって、生活のリズムが滞ってしまっている」という人がいるなら、私が一緒に考えることで、流れやリズムを取り戻すことができるよう、お手伝いしたいと思った。
私にできることはそんなに多くないと、自覚していなければならなかった。「多くのことができる」と思うようになったら、私は自分を正しいと思い込み、間違いに気づけなくなってしまうだろうから。

でも、私は弱い人間で、自分が新しい病気をしたり、仕事やプライベートで何かあったり、頂いたメッセージが心をえぐるようなものであったりした場合、できることは「そんなに多くない」どころか、「ほとんどない」になってしまう。
K先生の役に立つどころか、私がK先生の荷物になることも、多々あったのだ。

「できることは、もうほとんどない」という事実を、自分でも認め、受け入れるほうがいいのではないかなと、思うことがある。
「一つか、二つは役に立てたことがあった」ということを良き思い出として。

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彼女は幸せそうだった

今日は耳鼻科のK先生のところへ行った。その話はまた後で書く。

帰り道のことなんだけれど、私はパソコンを持ってたので、某駅近くのファーストフード店で仕事をしていた。

すると、隣に座った女性が、何か話しかけてくる。単なる陽気で馴れ馴れしい人なのかなと思っていたけれど、話し方の調子・内容、そのほかのことから、もしかしたら何かのご病気なのかなと感じた。そうであるなら、話を熱心に聞き過ぎることは、彼女にとってよくない場合もある。

やがて、その女性は自ら、某精神科で治療を受けていることや、その内容を話し始める。そうなったら、基本的に彼女の話を否定も肯定もせず、「門限までに病院へ帰るように」と繰り返すしかない。そもそも、このような話題を初対面で通りすがりの自分に話してしまう彼女の病状は、あまり良いものではないのだろう。

彼女は、決して善いことをしてるわけじゃない。見ず知らずの彼女に話しかけられて怖い・うるさいと思う人のほうが多いだろうし、躁状態独特の話し方というのは、耳障りに感じる人もいるだろう。それに、彼女が話しかけた相手の機嫌が悪かった場合など、彼女自身の身に危険が及ぶこともある。
だからこそ、今の彼女には治療が必要だ。

それでも、話したいことを話す彼女は、幸せそうだった。

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大切さの示し方

できれば、その人と同じペースで歩いていきたいと思う。
(実際にできているかどうかは別として、「歩いていきたい」と願うことをやめたくはない)

でも、いつかそれができなくなる。
それは完全に私だけのせいで、相手はなにも悪くない。

「いつか、歩けなくなる」と話すのが怖い。
「じゃあ『いつか』じゃなくて、今すぐさようなら」って言われるのが怖い。

それはきっと、私の自己満足でしかない。
「できなくなる」とわかっているなら、荷物にならないうちに離れる、という大切さの示し方もきっとある。

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