喘息＆皮膚＆貧血などを診て頂いているH先生のところへ行った。あまり患者さんがいなくて、さびしいなと思っていたら、すぐ呼んでくれはった。
「こんにちは。いいんですか？」
「うん。他の患者さんがまだ来てはれへんからな」
「このあいだ、ニュース見てたら、文楽のことが一応なんかな」
「はい、補助金は出るようになったみたいです」
「よかったなぁ」
「とりあえずは、良かったと言えますが、文楽という芸能はこれからも続きますんで、発展していってほしいです」
「そうやな」
「あの、前に抗生物質とか頂いた時期があって、一度は良くなってたんですが、一昨日から夕方なると熱が出て」
「おやおや」
「で、今日は、クラリチンとキュバール100エアゾールをもらいに来る予定でしたのですが」
「熱は、どのくらい出ますか？」
「37度5分と、37度8分でした」
「夕方から上がってくるんかな？」
「はい。昼間とかは平気です」
「ほかの症状は？」
「家族とかに、そんなに咳して大丈夫？ って言われてびっくりしたんですけど、自分では自覚がないんです」
「咳が苦しいということはないんかな？」
「はい。あの、前に映画を観に行ったんですけど、さすがに咳が出てたら気付くと思うんですが、そんなことはなかった」
「そうですか」
「肺の音、聴こうかな……あぁ、今回は痰が溜まってるよ」
「そうですか？」
「まだ、ゼイゼイ、ヒュウヒュウという音がするとこまでは、いってないけど」
「おやおや」
「痰を出しやすくする薬を出すんで」
「はい」
「あと、貼り薬は、皮膚がかぶれるとか、あったかな？」
「いえ、私はそんなことはありませんでした」
「それやったら、ホクナリンを出すんで、早く痰をだしてしまおう」
「はい、ありがとうございます」
「お薬は5日分出すけれど、もしも、これから息が苦しくなってくるとか、ゼイゼイ言い出すようになったら、お薬があっても来てくださいね」
「はい！」
「あの、誕生日なのでメッセージをを頂けたら嬉しいです！」
「はい、何書こうかな」
「100万円あげるよとか」
「ふははははは」
「はははははは」
先生はノートにメッセージを書いてくださった。
今日は薬局で、キュバール100エアゾール、クラリチン、アスベリン、アンブロキソール塩酸塩錠「タイヨー」、ホクナリンテープをいただくことになる。
医院での支払いのとき、看護師さんと話す。
「最近、仕事どう？」
「筆名を使う機会が増えたんで、今朝、姓名判断をしたんやけど」
「うん、どうやったん？」
「良くなかった_(._.)_才能あるけど、人望ないみたいな」
「それはそれは(笑)」
「だから、先生が100万円処方してくれたら、免疫力が高まってアンチエイジングにとっても良い！」
「ふゆうちゃんに渡す前に、私が着服するわ(笑)」
「わはははは」
「わはははは」
ありがとうございました。ぺこり。
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