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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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好きでアトピー性皮膚炎になったんじゃないのに、なんで叱りつけられるの?

喘息の先生のところへ行った。まず仕事の話を軽くした。

「さて、2週間前の眠れないということは、どうなったかな?」
「おかげさまで、眠れる日が増えてきました」
「随伴症状(動悸、冷や汗、吐き気・嘔吐など)は、どうなりました?」
「目が覚めるときは随伴症状もあるけど、眠ってるとない」

「喘鳴や咳など喘息の症状は?」
「目が覚めることとは別に、朝の気温が低い日には、軽く咳が出ることはあります」
「あぁ、最近はそういう季節ですね。夕方もあるでしょう?」
「そういえば、ありますね。毎日ではないんですけど」

「さて、ほかは?」
「乳房なんですけど、皮下出血ではないか?と外科の先生が」
「あ、皮下出血ね、なるほど」
「でも、乳房を打撲するって、変態ちっくな趣味とかないと無理ちゃうんって、外科の先生に言ってしまって」
「・・・私が、ここの医院に来る前、病院に勤めてたときにはね、何人か診たことあるよ。引越し作業とかで打ったか何かして、痣ができてしまった人とかね」
「そうなんですか?」
「うん、そうやねん。だから今回のことは、心配要らないということですね」
「はい」

「で、普段は2週間ずつの投薬をしていますが」
「はい」
「今回は、4週間投薬しますね」
「え?」
「今ね、インフルエンザもぼつぼつと増えています。調子がよいのなら、あまり来なくてすむように。喘息を持っている人は、残念ながらインフルエンザにかかると重症化する可能性が、健康な人より高いんです」
「はい」
「できるだけインフルエンザ・ウイルスと接触しないようにしてあげたいから」
「はい、ありがとうございます」

「えっと、もうすぐ誕生日なので、何か一言、書いていただいてもいいでしょうか?」
「あぁ、そうですね。いくつになるのって聞いたらあかんか(笑)」
「33です!!」
「しかしなぁ、10代のころからのお付き合いやからなぁ・・・、年なんかもう忘れるわ(笑)
「はははは。19年も付き合ってくださって、ありがとうございます」

今日は、オノンカプセル、アレジオン、半夏瀉心湯をいただいて帰宅する。

19年。色々あったなぁ・・・。初めて診察をお願いしたのは、両手の荒れ方がひどく、勉強をするとか、ピアノを弾くとか、そういうことをすると、紙や筆記具やピアノが、血液で汚れてしまうことがしばしばある、という状況だった。また、顔(特に目の周り)は、いつもただれていて、真っ赤だった。

毎日、祖母(私の母親代わりだった)から叱りつけられて、ただでさえつらいアトピーの症状が、その倍つらくなったように思う。祖母にとっては、「治らなかったら、将来つらい思いをするのだから、今のうちに治さなければ」と焦るあまり、ついつい責め立てる口調になっていったのだろう。また、祖母の時代には「病気は治すもの」であって「共存するもの」ではない、という考えも強かったことだろう。

今は私もそれがわかるけれど、子どもだった当時は「好きでアトピー性皮膚炎になったんじゃないのに、なんで叱りつけられるの?」と悲しくて仕方なかった。その思いをうまく言えなくて、やがて家族との溝は深刻なものになっていってしまったのだけれど、自分が悲しんでいることに気づいたのは、大人になってからだった。

高校生になっても治らなかったアトピー性皮膚炎は、やがて顔から体幹へ、そして両手足へと移動していった。今では私の顔はきれいなもんだ。美人かどうかは別として、皮膚にトラブルがないという意味で綺麗だ。

それから色々なことがあった。

何かストレスを感じて「吐き気がする」と訴えた。
婦人科の異常と気づかないまま、鉄欠乏性貧血になった。
耳の異常だと気づかずに「めまいがする」と相談した。
「過換気症候群だと思った」という理由で、アレルギーを放置して重大事になったことも。

転換性障害で頻繁にぶったおれたこともあるし、顔はにっこり笑ったままだったけど、ノートに「死にたい」と書いてあるのを見つけられたこともある。

色々あったなぁ。。。H先生、迷惑いっぱいかけてごめんね。今までありがとう。

これからもよろしくお願いします。

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好きでアトピー性皮膚炎になったんじゃないのに、なんで叱りつけられるの?

喘息の先生のところへ行った。まず仕事の話を軽くした。

「さて、2週間前の眠れないということは、どうなったかな?」
「おかげさまで、眠れる日が増えてきました」
「随伴症状(動悸、冷や汗、吐き気・嘔吐など)は、どうなりました?」
「目が覚めるときは随伴症状もあるけど、眠ってるとない」

「喘鳴や咳など喘息の症状は?」
「目が覚めることとは別に、朝の気温が低い日には、軽く咳が出ることはあります」
「あぁ、最近はそういう季節ですね。夕方もあるでしょう?」
「そういえば、ありますね。毎日ではないんですけど」

「さて、ほかは?」
「乳房なんですけど、皮下出血ではないか?と外科の先生が」
「あ、皮下出血ね、なるほど」
「でも、乳房を打撲するって、変態ちっくな趣味とかないと無理ちゃうんって、外科の先生に言ってしまって」
「・・・私が、ここの医院に来る前、病院に勤めてたときにはね、何人か診たことあるよ。引越し作業とかで打ったか何かして、痣ができてしまった人とかね」
「そうなんですか?」
「うん、そうやねん。だから今回のことは、心配要らないということですね」
「はい」

「で、普段は2週間ずつの投薬をしていますが」
「はい」
「今回は、4週間投薬しますね」
「え?」
「今ね、インフルエンザもぼつぼつと増えています。調子がよいのなら、あまり来なくてすむように。喘息を持っている人は、残念ながらインフルエンザにかかると重症化する可能性が、健康な人より高いんです」
「はい」
「できるだけインフルエンザ・ウイルスと接触しないようにしてあげたいから」
「はい、ありがとうございます」

「えっと、もうすぐ誕生日なので、何か一言、書いていただいてもいいでしょうか?」
「あぁ、そうですね。いくつになるのって聞いたらあかんか(笑)」
「33です!!」
「しかしなぁ、10代のころからのお付き合いやからなぁ・・・、年なんかもう忘れるわ(笑)
「はははは。19年も付き合ってくださって、ありがとうございます」

今日は、オノンカプセル、アレジオン、半夏瀉心湯をいただいて帰宅する。

19年。色々あったなぁ・・・。初めて診察をお願いしたのは、両手の荒れ方がひどく、勉強をするとか、ピアノを弾くとか、そういうことをすると、紙や筆記具やピアノが、血液で汚れてしまうことがしばしばある、という状況だった。また、顔(特に目の周り)は、いつもただれていて、真っ赤だった。

毎日、祖母(私の母親代わりだった)から叱りつけられて、ただでさえつらいアトピーの症状が、その倍つらくなったように思う。祖母にとっては、「治らなかったら、将来つらい思いをするのだから、今のうちに治さなければ」と焦るあまり、ついつい責め立てる口調になっていったのだろう。また、祖母の時代には「病気は治すもの」であって「共存するもの」ではない、という考えも強かったことだろう。

今は私もそれがわかるけれど、子どもだった当時は「好きでアトピー性皮膚炎になったんじゃないのに、なんで叱りつけられるの?」と悲しくて仕方なかった。その思いをうまく言えなくて、やがて家族との溝は深刻なものになっていってしまったのだけれど、自分が悲しんでいることに気づいたのは、大人になってからだった。

高校生になっても治らなかったアトピー性皮膚炎は、やがて顔から体幹へ、そして両手足へと移動していった。今では私の顔はきれいなもんだ。美人かどうかは別として、皮膚にトラブルがないという意味で綺麗だ。

それから色々なことがあった。

何かストレスを感じて「吐き気がする」と訴えた。
婦人科の異常と気づかないまま、鉄欠乏性貧血になった。
耳の異常だと気づかずに「めまいがする」と相談した。
「過換気症候群だと思った」という理由で、アレルギーを放置して重大事になったことも。

転換性障害で頻繁にぶったおれたこともあるし、顔はにっこり笑ったままだったけど、ノートに「死にたい」と書いてあるのを見つけられたこともある。

色々あったなぁ。。。H先生、迷惑いっぱいかけてごめんね。今までありがとう。

これからもよろしくお願いします。

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「感嘆します」・・・そんな高尚な毎日を送ってないことがばれたら、どうしよう・・・

精神科のL先生のところへ行った。まず仕事の話を少し聞いていただいた。

「さて、この2週間、調子はいかがでしたか?」
「おかげさまで、特に最後のほうにはよく眠れるようになりました」
「そうですか」

・・・そ、それだけえぇ?

「あ、あの、よく眠れないと基礎体温がつけられないので、その事情を婦人科や外科の先生にお話しすることが、ちょっと不安やったんです。それをお話しすることができたので、それ以降、だんだん眠れるようになったと思います」
「なるほど、不安感が解消されていったってことかもしれませんね」

「食事はよく取れていますか?」
「よく・・・よく・・・」
 L先生はにこにこ笑いながら私の言葉を待ってくださる。

「あの、食事中に時々、家族に呼ばれても聴こえないことがあったんです。(聴力の問題よりも、自声強聴で食べ物を噛む音が耳に響くために、外界の音が聴こえづらいと感じる)」
「はい」
「そういうのが度重なると、心配をかけたり、座が白けたりするので、気をつけなくちゃと思っていると、のどが詰まった感じがして、食事がうまく飲み込めなくなるんです」
「なるほど。難聴が進んだのはいつごろでしたっけ?」
「昨年の10月に急に言われたんです」

「あの、ずっと気になってたんですけど」
「はい」

不思議なんだけれど、人前でほとんど使ったことのない手話を、自然と取り入れて話すことができた。私の手話は「手話だけでコミュニケーションが成立する」というレベルからは程遠いけれど、使わなければいつまでも使えないことに、変わりはない。

「私は、難聴のこと、卵巣のことで色々、ご迷惑をおかけすると分かっているときに、N先生からL先生に引き継いでいただいたので、ご迷惑じゃないかってずっと・・・
「え? え? え? ・・・そんな風に考えてはったんですか?」
「はい」
「何も、迷惑なんかじゃないですよ。逆に『いったい何を迷惑やと思ってはるんですか?』って伺いたいくらい、迷惑なんかじゃないですよ」
「そうですか、安心しました」
L先生、ありがとう。

「それで、イソバイドとかメリスロンとか、飲まれてるんでしょうか?」
「はい、イソバイドを。あ、あぁあ、持って来たら良かった。あの、イソバイドの瓶でピラミッドとか作って、写真をいつもなら持っているんです。この前、ちょうど薬局の先生に写真を差し上げて、今持ってないんですよ・・・」
「瓶を?」
「はい、貯めてて」
「ははははは。昔からクリエイターやったんですね」
「ははははは」

「ちょうどその頃なんですけど、N先生に診ていただいてて『部屋の床の畳を換えてもらいました』ってメモに書いて渡したんですよ」
「はい」
「そうすると『床って言葉に意味がありますか?』って言われて」
「え?」
「『天井とか壁に、畳はないですよね? 床のって断らなくてもいいんじゃないですか?』って言われて」
「ははははは」
「文章書く仕事についてから、あの言葉をよく思い出すんですよ(笑)」

L先生に誕生日のためのメッセージを書いていただいた。
「前向きに努力されている姿勢に感嘆します・・・」

L先生、ありがとう。感嘆・・・感嘆・・・どうしよう、そんな高尚な毎日を送ってないことがばれたら、どうしよう・・・。

今日も、リスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅する。

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「感嘆します」・・・そんな高尚な毎日を送ってないことがばれたら、どうしよう・・・

精神科のL先生のところへ行った。まず仕事の話を少し聞いていただいた。

「さて、この2週間、調子はいかがでしたか?」
「おかげさまで、特に最後のほうにはよく眠れるようになりました」
「そうですか」

・・・そ、それだけえぇ?

「あ、あの、よく眠れないと基礎体温がつけられないので、その事情を婦人科や外科の先生にお話しすることが、ちょっと不安やったんです。それをお話しすることができたので、それ以降、だんだん眠れるようになったと思います」
「なるほど、不安感が解消されていったってことかもしれませんね」

「食事はよく取れていますか?」
「よく・・・よく・・・」
 L先生はにこにこ笑いながら私の言葉を待ってくださる。

「あの、食事中に時々、家族に呼ばれても聴こえないことがあったんです。(聴力の問題よりも、自声強聴で食べ物を噛む音が耳に響くために、外界の音が聴こえづらいと感じる)」
「はい」
「そういうのが度重なると、心配をかけたり、座が白けたりするので、気をつけなくちゃと思っていると、のどが詰まった感じがして、食事がうまく飲み込めなくなるんです」
「なるほど。難聴が進んだのはいつごろでしたっけ?」
「昨年の10月に急に言われたんです」

「あの、ずっと気になってたんですけど」
「はい」

不思議なんだけれど、人前でほとんど使ったことのない手話を、自然と取り入れて話すことができた。私の手話は「手話だけでコミュニケーションが成立する」というレベルからは程遠いけれど、使わなければいつまでも使えないことに、変わりはない。

「私は、難聴のこと、卵巣のことで色々、ご迷惑をおかけすると分かっているときに、N先生からL先生に引き継いでいただいたので、ご迷惑じゃないかってずっと・・・
「え? え? え? ・・・そんな風に考えてはったんですか?」
「はい」
「何も、迷惑なんかじゃないですよ。逆に『いったい何を迷惑やと思ってはるんですか?』って伺いたいくらい、迷惑なんかじゃないですよ」
「そうですか、安心しました」
L先生、ありがとう。

「それで、イソバイドとかメリスロンとか、飲まれてるんでしょうか?」
「はい、イソバイドを。あ、あぁあ、持って来たら良かった。あの、イソバイドの瓶でピラミッドとか作って、写真をいつもなら持っているんです。この前、ちょうど薬局の先生に写真を差し上げて、今持ってないんですよ・・・」
「瓶を?」
「はい、貯めてて」
「ははははは。昔からクリエイターやったんですね」
「ははははは」

「ちょうどその頃なんですけど、N先生に診ていただいてて『部屋の床の畳を換えてもらいました』ってメモに書いて渡したんですよ」
「はい」
「そうすると『床って言葉に意味がありますか?』って言われて」
「え?」
「『天井とか壁に、畳はないですよね? 床のって断らなくてもいいんじゃないですか?』って言われて」
「ははははは」
「文章書く仕事についてから、あの言葉をよく思い出すんですよ(笑)」

L先生に誕生日のためのメッセージを書いていただいた。
「前向きに努力されている姿勢に感嘆します・・・」

L先生、ありがとう。感嘆・・・感嘆・・・どうしよう、そんな高尚な毎日を送ってないことがばれたら、どうしよう・・・。

今日も、リスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅する。

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気分がいい歌

GLAY「ずっと2人で…」の歌詞で
【引用始まり】 ---
2人にどうぞおだやかな愛を…
【引用終わり】 ---
という部分がある。これを手話で表現するとしたら

2人(私たち)に + おだやか(平和・安定) + 愛 + ください + 祈る

でいいのかな?


誤解を招くかもしれないけど。
酒井法子「蒼いうさぎ」は名曲だと思う。手話もおぼえやすい。本人のしたことは、いけないことだし、かばうつもりはないけれど、「蒼いうさぎ」は名曲だってことも、やはり変わらない。

特に間奏の部分で「あなたの上に星が降りますように」の手話は、本当に美しい。手話と(音声の)歌があわせやすく、気持ちがいい。その中でも間奏の「あなたの上に・・・」の部分が、特にすごく気分が良くて、爽快な感じがする。

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