主人の夢を潰してしまったかもしれない
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1213/370997.htm私の身近で、この記事の「主人」とは違う行動をとった人がいた。つまり、職場の同僚、家族、恋人のためにこの場に残るのではなく、自分の夢をかなえるために旅立つ、という方法を取った人がいるのだ。
その人は、その時期に転職をすると、特に職場には大迷惑をかけることは知っていながら「もしも行かなかったら、後悔して周りの人を責め続けてしまうだろう」と言って、旅立った。
ただ、旅立った先では「一切愚痴も言わず、頑張ったのか?」といえばそうではなく、メールや電話などで、愚痴を聞かされたことはある。そのときに「あれだけ大迷惑をかけたんだから、愚痴など言わずに頑張るのが筋というものでは?」と、思ったのは確かだ。
「主人の夢を・・・」の人が、自分の夢を貫いていた場合に、「今と違って、一切愚痴も言わず、笑って過ごせる人になっていたのか?」というと、そうとは言い切れない。
人生で「どちらかを選ばなければならない」という場合、どちらもが魅力的に見えることも、どちらもが後悔しそうに見えることもある。
いい方法かどうかはわからないが、私の場合は「一方を選んでから、半年か1年くらいは『あのとき、ああしていたら・・・』を言わない、思わない」というルールを、自分の中に作って「今の道を選んでいて良かった」と思えるようになってから、もう一つの道を振り返るようにしたら、楽になったと思う。
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