先日より、プチトマト弁当(おかずが全部プチトマトの弁当)やキュウリ弁当(おかずが全部キュウリの弁当)が実現可能かについて、考えている。その過程で思い出したことがある。
「精神のけもの道」春日武彦著、吉野朔実漫画、アスペクト、2008年8月初版
12ページより引用
【引用始まり】 ---
で、例のごとく野菜炒め定食を注文したら、店主が料理に取り掛かる前に、まず小さな皿を冷蔵庫から出してわたしの前に置いた。それが野菜サラダなのである。
【引用終わり】 ---
えぇ・・・。絶句。。。野菜ばっかりそんなに出されても。。。著者の春日武彦さん(精神科のお医者さん)がダイエット中だったそうで、野菜をたくさん食べる習慣の真っただ中にいたので、まぁ許せるかもしれない。ただ、ダイエット中の人が中華料理店に行くケースは少ないと思うので、一般のお客さんがこういう料理を出されたら、驚いて引くと思う。
ただ、春日先生は一応の説明を試みている。
【引用始まり】 ---
しかし数ある定食メニューには一律にサラダを付けるという風に決めてあるとしたら、このサラダにも納得がいく。
【引用終わり】 ---
なるほど。厳格に定食メニューのルールを適用しすぎて、このようなことが起こったのかもしれない、と思った。ここまでやらなくてもいいと思う。
私がこの本に興味を惹かれ、購入することにしたのは、16ページからしばらく「自分の家の前に、勝手に踏切を作って逮捕された男」のことが扱われていたからだ。
踏切の写真は、私も新聞報道で見たけれど、確かに立派な踏切に見えた。同時に「ここまで立派なものを作られると、JRとしても黙っていられない、何らかの対抗策を取らざるをえなくなるな」と感じた。それまで、踏切でない場所を横断していたとしても、「踏切があんな遠方にあるんじゃ、仕方ないですよね」とお目こぼししていたのが現実だろう。でも、ここまでやられると「これは困る」って言わざるを得ないな、というのがその時の感想だった。
最近「ここまでやるか・・・」という思いがあったのが、次のニュース。
出棺見える…最高裁「平穏な生活害さない」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100629-OYT1T00644.htm斎場まで15メートルも離れていて、今現在もフェンスがあるなら「最高裁まで行って争うことなのかな?」とは感じる。そこまでやらなければ、同情してくれた人だって、きっといたと思う。ここまで「気に入らないんだよ!!」って叫びまくれば、引く人も出てくるんじゃないだろうか。
・・・野菜炒めと野菜サラダの話だったはずなんだけれど。私も熱くなってしまってるのかな。。。
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