皮膚炎を診て頂いているH先生のところへ行った。
「おはようございます。調子はどうですか?」
「おはようございます。指先のひび割れや、あかぎれがひどくなってしまいました」
「そうですか」
しばし診ていただく。
「検査の結果をいただきました」
S先生にもらったのを見せる。
「で、甲状腺の値がひっかかったので、明後日、循環器の先生に話してきます」
「ほぉ。これは……今まで、初めてやな」
「そうですね。甲状腺は、今まで一回もないですね。今回も、腹痛の理由を確かめるために、炎症反応とかを診ておきたいって外科の先生がおっしゃったんで、ついでにお願いしたんです」
「あの、循環器の先生が『コントロールできてたものが、なぜ悪くなったのか?』って気にされてて、明後日も事前に心電図をとるように言われてましたんで」
「そうですか。たぶん、こういう状況やと、抗体のことも調べんといけないんちゃうかな?」
「抗体?」
「うん、原因となる病気によって、対処法は変わるからさ」
「はい、そうですね。あの、循環器のP先生のことを『可愛い』的なことを、婦人科とか外科の先生がおっしゃっているんですよ」
「それやったら、安心ですね」
その後、卵巣と子宮のことについても話す。
「で、必要なお薬は」
「フェキソフェナジン……いいづらーい!」
「ホンマやな。ドレニゾンテープもいいづらいな。舌噛みそう」
「はい」
「あのね、『ジルダザック軟膏』っていうのが、けっこう昔からあるねんけど」
「はい」
「先輩とかの中には『ジルダザック軟膏は使わへん。舌噛んで死にたないもーん』っていう先生とか、いてはったねぇ」
「ははははは(笑)」
「ははははは(笑)」
ありがとうございました。ぺこり。
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