婦人科のT先生のところへいった。
「こんにちは」
「はい、こんにちは。いつものは?」
基礎体温表を渡す。
「あ、あのな。腹痛はどうなった?」
「S先生がCTを手配してくださって、血液検査も受けて、来週の月曜日に結果を聞く予定なんです」
「ほぉお。結果待ちの状態と。検査はいつしたん?」
「CTは17日で、血液はもっと前」
「腹部のCTって、それ以前にはいつ撮ったん?」
「そもそも、腹部のCTっていうのを撮ったことが思い出せないんですよ」
「へぇええ。そうかぁ」
「エコーはあったんですよ。でもCTは記憶にないです」
「さて、基礎体温やけど。ちょっとややこしいな」
「はい」
「S先生は、カバサールは飲んでいいって?」
「はい。え、あの会えたんですか?」
「いや、まだやねん」
「会えてないの?」
「うん。連絡してくれやぁああああ!!!!」
「するって言ってたのに(T_T)」
「まぁ、この辺で乳房の症状も出てるようやし、飲んどきたいな」
「はい」
「S先生に会えたら、ともかくその辺、聞いとくわ」
「はい!」
「あの、S先生は『Z先生を愛してる?』って聞いたら、『うん』って言ってはった」
「うん」
「そうすると、それ以上どうしようもなくなりますよね?」
「え、丸くおさまっていいやん?」
「じゃあT先生は、P先生を愛してますか?」
「いや、個人的にすごい好きやけど、愛してるわけじゃない」
「そういう複雑な言葉ほど、ツッコミどころがありますでしょう(笑)」
「あぁ、なるほど。あっさり認めてしまわれたら、どうしようもないわな(笑)」
「で、あの、心電図をとる予定があるんです」
「そうですか」
「試験のとき、心電図のところは解けた!」
「そうかぁ。P先生に堂々と言えるなぁ(笑)」
「P先生のこと好き?」
「……まず、医療の面でP先生に何かをお願いするのは、全く僕は心配してない。信頼できると思ってるよ」
「そうなんですか」
「うん。そして、個人的にも、僕はP先生のキャラは好きやなぁ(笑)」
「愛しているのですね」
「いやっ! だぁかぁら! その表現があかんねん。S先生とは違うねん(笑)」
「S先生と会えるときあったら、呼んで」
「うん。僕はちょっと強引にでも行こうかなって思ってるから、『呼んでって言ってたよ♪』って言っとくわ(笑)」
「ははははは(笑)」
「で、まずは来週、検査の結果をちゃんと聞いてな」
「はい」
今日はカバサール、ボルタレンSR、ロペミンをいただいて帰宅する。ありがとうございました。
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