内科のH先生のところへ行った。
「咳はどう? 止まった?」
「はい、おかげさまで(って言いながら咳)」
「まだ、止まってないなぁ。今日も吸入が必要かな?」
「いえ、それは大丈夫と思います。でも、今日の午後から下痢と熱が。それで筋肉が痛くて」
「まぁ、次から次へと大変やな(笑)」
「ごめんなさい」
「いや、私はいいねんけど。お腹がどういう状態か診させてもらうな」
聴診&触診。
「いつから痛み出した?」
「一昨日。でも卵巣の痛さやと思ってて」
「卵巣。ということは下腹やな、どっちかいうと」
「そうです」
「今、私が押したところ、痛む?」
「違和感はある」
「みぞおちを押すと?」
「ぐえぇ! 痛っ! めっちゃびっくりした」
「よし、胃腸炎ですね。筋肉痛いのは熱のせいやな」
「そうですか」
「そうです」
「食欲なくなったり、戻したりは?」
「あの、今、吐きそうだとかはないんですけど、よくご飯食べること、忘れるんですよね」
「忘れる?」
「異様に無気力で。ご飯とか、風呂入るとか、そういうの体が重くて、面倒になって」
「そっか。ご飯は忘れてもお腹空かない?」
「空かない」
「それは、食欲なくなってるねんな」
「体重は増えてるんですけどね」
「自分でも、精神状態が良くないんだろうなと思います。いつも体が鉛みたいに重くて、1日中スウェットで過ごすときとかあって。着替える気力ないんですよ」
「まぁな。好きに生きたらえぇと思うで」
「好きに?」
「スウェットで過ごしても、誰が迷惑するわけじゃないし」
「そうですね」
「人に迷惑をかけたらあかんけど、自分で責任取れることなら、好きに生きたらえぇで。誰が何言っても」
「まぁ、えぇ大人ですからね、これでも(笑)」
「ホンマやな(笑)。でも、今までだいぶしんどかったんやな」
「そうですね。今思ったら『それはしんど過ぎやろ』ということがけっこうありますね」
「気力がなくてスウェットで過ごす」ことが、えらい壮大な話に発展した。
今日は抗生剤、整腸剤、解熱剤などをいただく。ありがとうございましたぺこり。
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