皮膚炎とかを診て頂いているH先生のところへ行った。
「こんばんは」
「こんばんは。調子はどうですか?」
手紙と血液検査の結果を渡す。
「……ちょっと血圧、計ってみようか」
「はい。今、調子悪いから、上がってるかも」
「今は、何か緊張している?」
「なんか、汗がいっぱい出てきます」
「106と64」
「おぉ!」
「いいね」
「あの、誕生日なので、何か書いてください」
「おぉ、いつ……週末か」
「はい」
しばらく書いている。
「あの、誕生日の次の日が」
「はい」
「某試験なんです」
「ほぉ」
「今度、取得したらコンプリートなんです!」
「へぇえ、そうなん」
「はい!」
「でもな」
「はい」
「あんまり、完璧ってことにこだわらんでもえぇで」
「完璧……」
「うん、私もな」
「はい」
「○○っていう資格取りたくて」
「はい」
「それは、講習に何回も行かんとあかんねん」
「はい」
「でも、やっぱりしんどなってきてな」
「そうなんですか?」
「うん。もう最初に習ったこととか、忘れてるし(笑)」
「ははははは(笑)」
「ははははは(笑)。取らんとあかんねんけどなぁ。いや、まぁだから、完璧じゃなくてもいいよ。はい、書けた!」
「ありがとうございます」
「今年は……大変やったなぁ」
「そうですね」
「でも、今年もこうやってまた『おめでとう』て書けたな(笑)」
「はい、ありがとうございます」
「まだ全部は解決してないにしても、また1年、歳が取れてよかったやん」
「はい! ありがとうございます!」
ノートを受け取る。
「皮膚は、最近どうかな?」
「今のところ、キレイです」
「……今使ってるお薬、どうしよう? 止めることできそうかな?」
「止める?」
「うん。症状が出てきたときには、飲んでほしいけれど、キレイなときにはちょっと止めてみようか」
「……大丈夫、かな?」
「うん。それこそ『完璧に飲まなくていい』よ。『ちょっと忘れてみる』くらいで。今、せっかく調子がいいから、ちょっと忘れてみようか」
「はい! ありがとうございます」
今日はフェキソフェナジン塩酸塩錠を14日分頂いて帰宅する。ありがとうございました。
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