喘息&貧血&皮膚炎を診て頂いているH先生のところへ行った。
「こんばんは」
「こんばんは」
「ちょっと日が空きまして」
「そうですね。調子はどうでした?」
「手の指がカサカサで切れてきて」
「ほぉお。痒くなってきた?」
「はい。あ、今、腕の内側がかゆくて」
「ほぉおお。これは……ぼこぼこと腫れてるように見えるね?」
「ん? あ、なんか掻いた痕が目立ってしまって、腫れてることは今気づいたかも!」
「フェキソフェナジンってあるでしょう? あれ飲んだら、退きますよ」
「そうですか?」
「そうですね。出しましょうね」
「あの、それと」
「はい」
「多分、乳汁が出て来てるんだと思うんですが、乳房の皮膚がかゆいです」
「えっと、じゅくじゅくしてるとか、そういうことはない?」
「ないです。乳汁止める、カバサールを出してもらっていて、月末には外科の先生に診て頂けるんで、お話しするようにって婦人科の先生から言われました」
「そうですか。それやったら、安心やね」
「他は、大丈夫?」
「あの、3月いっぱいで……」
「ほぉ? そうなんや」
「でも、私はこのままお世話になりたいです」
「もちろん、うちとしてはね(笑)」
「ぜひ、このまま」
「急にどうしたん? 何かあったん?」
「あの、父が、だいぶ我慢をしてくれてたんですけど、ついにキレてしまって。私がカバーしようとすればするほど、『ふゆうの負担が増えるんだったら、意味がない』ってことを、父が言うので」
「そっか。それはそうやな」
「私は、どこでも仕事はできますし」
「そうでしたか。わかりました。何かあったら、おいでな」
「はい。何もなくても来ます(笑)」
会計をしてもらうとき、師長さんと話す。
「最近は、どう?」
「おかげ様でいろいろ。あ、3月いっぱいで……」
「!?」
……事情説明……。
「そうやったんや。ある程度の年齢になった人に、急に変われといっても難しいからねぇ」
「うん。ここは動ける自分が動かないと」
「そうやね。このまま、こう着状態になるより、そのほうがいいわ」
「これからも、お世話になります」
「はい。またね!」
ありがとうございました。
ずっとH先生の医院が大好きで、自分の家の延長みたいにすら思えていた。
H先生に、大事なことは何でも、話してきた。
改めて、心の底から感謝いたします。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
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