皮膚炎&喘息&貧血を診て頂いているH先生のところへ行った。
「こんにちは」
「はい、こんにちは。調子はどう? いけそうやけど(笑)」
「はい、だいたいいけてます! ただ、背中の皮膚炎がなかなか……」
「よし、背中診せてな……うん、いつもの部分やな」
「はい」
「アンテベートってまだある?」
「はい」
「それ塗ってもらって、様子を見よう」
「はい」
「で、前回の風邪に関しては?」
「おかげさまで、2,3日無理せずに様子を見ていたら、そのまま楽になりました」
「そうですか」
「で、あの実は、ロペミンを出してもらえることは可能ですか?」
「ロペミン?」
「はい、あの、風邪はいったん治ったのですが、卵巣の痛みと出血がこの数日続いてて、その影響だと思うんですけど、腸の調子が悪くて」
「はい」
「ちょっと、喉診せて……うん、キレイやな」
「はい。もし風邪やったら、ロペミンは飲まんほうがいいって聞いたんですけど」
「うん、そうやねん。でもいったん治ってるようなんで、出しましょう」
「ありがとうございます」
「ただ、知ってると思うけれど、あまりにも連用したら腸が動かなくなるので」
「はい」
「調子が戻ってきたらやめてくださいね」
「はい」
「で、引っ越し荷物は片付いたんかな?」
「はい、おかげさまで。あの、前の風邪のことと、今の不正出血のこととか考えると、ちょっと疲れが出たのかなと思います」
「あぁ、なるほどね。そうかもしれへんな」
「でも、あの、『ぬいぐるみと一緒に寝る』っていうのを、初めて実現させたんです!」
「……」
「……」
「……え?」
「あの、ぬいぐるみをポリ袋に入れて、重曹をまぶしといて、一日おいときます。で、布団圧縮袋みいな感じにして掃除機で重曹を吸うと、キレイになるんですよ」
「へえ、そうなん? 重曹で汚れを浮かすんやな」
「はい! 私のは一緒に寝ても大丈夫なレベルになりましたよ」
「え? そんな大きいの?」
「はい! 1メートルちょっとあって、水洗いするのが難しかったんです」
「なるほど、それなら絡まって寝れるな!」
「な、なんか、怪しいですね(・_・;」
今日はフェキソフェナジン塩酸塩錠とロペミンをいただくことになる。
支払いをしていたら、看護師さんが通りかかった。
「おぉ」
「おぉ!」
「元気?」
「うん、今日はお腹の調子がちょっと悪いけど元気」
「荷物とか、もう片付いたん?」
「だいたい片付いた。で、ぬいぐるみと一緒に寝ることを実現した!」
「……」
「……」
「まぁ、何でも楽しんで生きていきや(笑)」
「はい、ありがとうございます(笑)」
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