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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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私は目覚めることにした。

外科のS先生のところへ行った。電車が遅れていて、途中からタクシーに乗った。

「遅れましてすみません!!」
「いや。電車、遅れとったやろ?」
「はい」
「朝、30分遅れてますって言ってたから。何があったん?」
「大雨のためってことでした。今は1時間ちょっと遅れてます」
「なるほどなぁ。山のほうが危ないんやろな」

「調子はどうでした?」
「・・・(真っ白)・・・(真っ白)・・・」
「どうした(笑)? 焦らんでいいから(笑)」

「あの9月の前半なんですけど」
「9月」
「鎮痛剤を使ってて、2週間ほどしたら、気持ち悪くなって」
「鎮痛剤って具体的に何?」
「ボルタレンSR」
「それを、2週間は最低でも使ったってこと?」
「はい」
「気持ち悪く、というのはどのように?」
「熱い飲み物を飲んだら、胃が痛くなったり」
「なるほど」
「とりあえず、ボルタレンSRをできるだけ控えるようにしました」

「それは、誰かに何らかの対処はしてもらってる?」
「いえ、あの、その時期、貧血で使ってた鉄剤を、もう休んでいいだろうと、内科の先生が言ってくれて、そのときに、鉄剤の影響で胃が悪くなる人はいるから、どうかなぁ、影響ないかなぁっておっしゃってました」
「あぁ、そういう人はいますね。で、ボルタレンSRと鉄剤をやめて、どうでした?」
「1週間ほどしたら楽になりました」
「特段の対処というのはしてない、と」
「はい」

「・・・あのな、カメラ、7月にやってるやん?」
「はい」
「私が気になるのは、後になってガンだったとなった場合に『あのときに、カメラをしておけば・・・』となることやねん」
「はい」
「もし、今日の症状だけを聞いたら、カメラやりたいなぁっていう気持ちも、半ばあるねん。ただ、7月にやってるんで」
「はい」
「もし、なんか症状が続くなら、考えましょう」
「はい」

「で、乳房は?」
「あの、皮膚炎にはなってるけど、前みたいに血液がたくさん出てるってことは、ないです」
「皮膚炎? 完全にいつものアトピーなん?」
「わからんねんけども・・・」
「乳頭からの分泌物にかぶれているようなら、また血液が混じってるかどうかは、見といてな?」
「はい」

「で、仕事は?」
「あの、8月9月が、めっちゃ忙しくて、今度こそ壊れるかと思いました」
「おぉ・・・、えぇことやん」
「で、実は今日も、ここ来る途中に『帰ってからでいいんで、3時間ほどでちょっと書いて欲しいものが・・・』っていう連絡があったんですよ」
「ほぉお、書けんの?」
「書かざるを得ないよね。で、それは困ったときはお互い様やから、できるだけ対処したいとは思うんですが」
「・・・思うんですが」
「そういうときって、ご飯とか食べてられませんよね? 興奮してるし」
「そうですね」
「今までは一食、抜いても平気やったけど、最近は、一食抜いたら、後で気持ち悪くなりますね」
「空腹すぎて気持ち悪い?」
「うん、なんか吐きそうになったり、げっぷばっかり出たり」
「なるほどねぇ・・・」

「それで、K先生の写真を」
「おぉ。思ったより若いやん?」
「この写真は、それを言わはる人、多いですね」

アルバムをめくりながら。

「あ、Mって会った?」
「8月、9月に私が壊れてたんで、無理でした」
「うん、Mもだいぶ、しんどそうやった」
「そうなんですか?」
「電話の声が、なんかしんどそうやったなぁ」

「シーカヤック、行けなかったんですか? 買ったんですか?」
「狙ってるタイプは、あるねん」
「M先生に買ってもらうんじゃ、なかったんですか?」
「Mに買ってもらったらさ、遊びに行くときに、Mの家にいちいち寄らんとあかんやん」
「愛し合ってるなら、それくらい、よってもいいんじゃないですか? M先生に買ってもらって、S先生の家においておくというのは?」
「それやったら、私が鬼みたいやん(笑)」

「あんな、私はトレイルランニングに目覚めることにしてん
「トレイル・・・山の中走るランニングですよね?」
「うん」
「目覚める・・・ことにしたんですか?」
「うん。マラソンみたいに黙々と走るのは、性格的にあれやから。やっぱ家の近くに、低い山とか、たくさんあるからさ」
「あぁ、そうでしょうね」

「でや。薬やけど」
「はい」
「婦人科のオーダー見てると、ロペミン、ブスコパン、こんなに出てるけど」
「はい」
「なんで?」
「子宮内膜症やから」
「・・・」
「・・・」
「子宮内膜症やから、下痢気味っていう流れが・・・、他の人からもそういうの、聞くねんけど・・・?」
「あの、プロスタグランジンっていうホルモンが、過剰に分泌される人が多いそうです。それは子宮を収縮させるのに必要やけど、過剰に分泌されると、痛みの原因になったり・・・」
「あぁ、なるほど。そうやったんか」
「私も、理解が足りてないかもしれませんよ?」

「腸閉塞ってわかるよな?」
「はい」
「腸閉塞の薬で、プロスタグランジン系の薬を使うことってあるんやわ」
「そうなんですか?」
「陣痛促進剤としても使う・・・みたいやけど・・・、子宮内膜症のために、そのような薬がずっと体内にある状態なんかな?」
「あぁ、なるほど」

「便秘って、滅多に言わんよな?」
「そうですね。便秘はないです」

薬剤の一覧表を見ていると・・・。

「あ?」
「あ?」
「コロネルって、登録してるんですか?」
「コロネル、うんしてるよ。欲しいの?」
「いや、あの、今はもういいんですけど、去年の8月頃に・・・」
「あぁ、あったあった、そういう話が」
「うん。でも、今は落ち着いてるから」
「私の意見としては、子宮内膜症やとしても、他に理由があるとしても、飲んでみて効くんやったら、そのほうが楽になると思うねん」
「はい」

「じゃあ、コロネルを30日だけ出すんで」
「はい」
「飲まんかった場合と、飲んだ場合、どっちが楽か。余計ひどくなるか? あんまり変われへんか? いっぺん観察してみようか」
「はい」
「それで、その経過を、精神科のL先生にも話しておくといいと思うねん。もともとはL先生の発案やからさ」
「はい」

一度試してみることになった。

「思うねんけど、精神科の先生はなんで、精神科を選んだん?」
「へ?」
「外科の私から見たら、精神科って『文学』とか『哲学』みたいな世界やん?」
「そうなんですか?」
「うん。目に見えへんものを、治療できるってすごいなと思うねん。精神科の先生から見たら、私たちは『大工』とか『職人』とかに見えてるんやろな」

「ほかに必要な薬は?」
「○○」
「・・・ふふふふ(笑)」
「・・・ふふふふ(笑)」
「思うねんけど、(量的に)そんなにあったら、かえってしんどいやん。盗難の心配とか、せなあかんやん?」
「そうですね」
「その2割か3割くらいにしてさぁ。手元においとけるといいなぁ。とりあえずの安心を得たいんやったら、それで十分やん」
「はい」

「ほかは? 得意の××系とかは?」
「ソ×△ン」
「どっか痛いんやったっけ(笑)?」
「どっか・・・」
「私の領域でないとあかんで」
「乳房が、痛んで痛んで夜も眠れないんです」
「今の状況でそんな痛み、ありえへんから(笑)!!

今日はガスター、サイトテック、コロネルをいただいて帰宅することになる。今日もありがとうございました。ぺこり。

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