昨日、生活笑百科の野間督司弁護士が、降板することを知った。
この番組に、長く登場していた三人の先生(三瀬顕さん、近藤正昭さん、野間督司さん)のなかで、野間督司さんは「当たり障りのない感じ」だと、長い間思っていた。
あるとき「結納」に関する相談があった。
「弁護士の野間督司さん、法律はどうなっていますか?」
「法律ねぇ。ないのよねぇ」
この言葉をきっかけに、大爆笑が起こった。相談した漫才師・ゲスト・相談員(上沼恵美子さん、そのほか)、室長の笑福亭仁鶴さんなどが爆笑するシーンだけが、しばらく映し出された。
結納というのは、地域差や家庭環境、様々な事情が絡むことなので、法律で一概に決めることはできない。そのため結納について直接定めた法律はなく、民法などの規定を適用することになる、と説明したかったのだそうだ。
この放送をきっかけに、野間督司さんも「弾けて」いった感じがする。
最近、生活笑百科の相談内容も「一概には言えない」というものが増えている。「私はこう思うが、反論もありうる」という回答があったりする。
また逆に「こういうことは、いきなり法律を持ち出して対立姿勢をあらわにするのではなく、話し合い・人情で解決しましょうよ」と、弁護士さんが言うこともあって、本当にそうだなと思う。
[4回]
PR