婦人科のT先生のところへ行った。
「こんにちは」
「はい、こんにちは」
「S先生と会ったそうですね」
「あんなぁ。ちょっと言いたいことあんねん(笑)」
「え、何?」
「まず、会った内に入らん!」
「そうですか?」
「それに、前にふゆうさんが来た日より、さらに前やで」
「あ、そうなんですか?」
「あれで『会った』にカウントされたらなぁ(笑)」
「ははははは」
基礎体温表と血液検査の結果を渡しながらノートを見せる。
「おぉ、P先生にメッセージか」
「はい」
「S先生がした検査は、これは何?」
しばし事情説明。
「で、このようなことは、P先生にも言わないといけないの?」
「そりゃあ、伝えないといけないな、……ていうか、S先生はノートに書くんやったら、それ書いて欲しいな(笑)」
「ははははは(笑)」
基礎体温表を渡す。
「排卵なかったみたいやな」
「はい」
「でも、この周期は体温が上がってるように見えなくもない」
「実際、お腹痛かったんですよ、かなり。そのあとに、キレイに治ってるんで」
「まぁ、今は判断しないことにする」
「はい」
「次回に、体温がどう変化してるか、やな」
「はい」
T先生、ノートに書きながら聞いてくださる。
「で、仕事は最近どうなん?」
「あの、S先生には話したんですけど……」
「……俺、書いてるけど、しゃべってていいよ(笑)」
「あの……」
以下、しばらく現状と悩みを説明する。
「ワシはふゆうさんの業界のことはよくわからんけど、ちょっとマイナーな考え方ではあるやろな。ふゆうさんは仕事を降りたいの?」
「そうじゃないです」
「じゃあ、続けるにはどうしたらいい?」
「考えは変えなあかんかな、状況の変化は認めなあかんなとは思います」
「うん。どう考えを変えようか? ……というか、それは誰かに伝えたことがあるの? 伝えられたら困るやろけど(笑)、そういう考えの人もいるってことを……まぁ、少し変わった人やと思われるやろけど(笑)」
誕生日のメッセージとP先生へのメッセージを書いていただいた。ありがとうございました。ぺこり。
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