婦人科のT先生のところへ行った。
「こんにちは」
「こんにちは。基礎体温表は?」
「うーん、高温相が見えるねんけど、低いんは低いやん?」
「そうやけど、私はもともと体温が低いんですよ」
「あぁ、なるほど・・・」
「低温相って、ほら、35.5度とかのあたりを、行き来してますよね」
「ほんまやねぇ・・・」
「むしろ急に、36.5度を越えたら、暑くなりますよ。あ、ちょうど、今日がそうだったんですよ」
「今朝?」
「うん。36.4度ありますよね。なんか体もだるくて暑かったし、基礎体温も今日上がってますよね」
「あぁ、ほんまやな。排卵はあったようですね」
「で、2日ほど、不正出血があった?」
「はい。その日めっちゃ寒かったんですよ」
「・・・寒かったから不正出血するか(笑)?」
「・・・しない?」
「寒い・・・寒い・・・、体調そのものが変わるからってことかなぁ・・・?」
「他の症状はどうでしたか?」
「乳汁がいっぱい出て血液が(写真を見せる)」
「・・・なんで?」
「もともと乳腺症やから」
「・・・血乳が出たん?」
「ホンマの意味の血乳ではなくて、皮膚から出血があって、乳汁にのって広がったんやと思う」
「あぁ・・・なんで、そんな落ち着いてんの(笑)?」
「泣くことではないやん?」
「笑うことでもないと思うけどな(笑)」ちなみに。
乳汁は血液から作られる。赤血球などの成分が、乳汁には出てこないから、乳汁(母乳)の色は白い。何らかの理由で乳房・乳腺の働きがうまく行かない場合に、血液の成分が乳汁に出てくることがあり、この場合には「赤い乳汁=血乳」と呼ばれる赤いものになる。
赤ちゃんが血乳を飲んだからといって、すぐに赤ちゃんの生命が危機的状態になるわけではないが、赤ちゃんが吐血したのか、血乳を飲んだのかが区別がつきづらくなる。あるいは、血液は母乳と違い美味しいものではなく、鉄分が含まれるため、赤ちゃんの嘔吐の原因ともなる。そのため、授乳はいったんお休みするそうだ。
へぇええ。。。
「乳腺症って、S先生に診てもらってるんやんな?」
「はい、そうです。S先生(とM先生)のところへ初めてきたとき、ドグマチールを止めて1年くらい経ったときやって、急に乳汁が出てきたんですよ」
「はははは(笑)。ドグマチールを飲んでる間のほうが、たくさん出そうやけどな」
「ホンマ、あの時は、S先生もそれ言ってて、自分も謎やなぁと思ってました」
「薬やけれど・・・あ、ごめん(オーダリングシステムに)ログインすらしてなかった、ちょっと待ってな」
「はい」
「ボルタレンSRと、何がいる?」
「ソセゴン」
「前は、ナウゼリンを出してるけど」
「完全無視っすか(笑)?」
「うん(笑)。 ナウゼリン要る?」
「ナウゼリンはよくて、ブスコパン欲しいねん」
「ブスコパン、と」
今月の予定を見ながら。
「『耳』って・・・あ、耳鼻科か。どこの病院やったっけ? ここの病院じゃなかったよな?」
「うん」
「具体的に何をやってるの?」
「イソバイドっていう利尿剤を飲んでる」
「利尿剤・・・」
「・・・あ、あの、耳鼻科の先生に何か書いて!!」
「何か、なぁ・・・」
「ふゆうは素敵で最高だから愛してくださいとか」
「・・・はっ(笑)」
メッセージを書き終わったT先生は一言、おっしゃった。
「書かされてるってわかるやろ。。。」
「(T先生の)本心とは違うってこと(笑)??」今日はボルタレンSR、ブスコパンをいただいて帰宅する。今日もありがとうございました。ぺこり。
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