循環器のP先生のところへ。
脈拍は完璧だ!
ところが……
「こんにちは(ごほごほ)」
「はい、こんにちは。なんか変わったことあった?」
「せ、せきが……、と、と、と……」
「ん? 熱はある?」
「いえ、ないです(ごほごほ)」
お薬手帳を見せて
「皮膚科の先生に(オノンなど)もらってて(ごほごほ)。もともと、喘息なんです」
「あ、わかった。のど診せてな、あ、体重は?」
「46キロくらいある(ごほごほ)」
「(のどを診て)大丈夫やな。で、レントゲン行こうか」
「はい」
「あ、血液検査もしようか? 炎症反応、みておきたいねん」
「はい、あの」
「ん?」
「忙しい、ですよね(ごほごほ)」
「うん、忙しい」
「忙しいのに病気になってごめんね」
「それは、しょうがないやろ。大丈夫や」
検査が済んで。
「レントゲンには、顕著な肺炎も見えないし、CRPもそう高くないから。あまり深刻な状況ではないと思う」
「はい。良かった。咳していたら、腹筋が鍛えられる?」
「……あのな、きつい咳止め、出してあげるわ」
「ありがとうございます」
「便秘になることってある?」
「あまり、ないです。お腹はゆるめ」
「もし、便秘になって困るということなら、咳止めは止めてくれていい。それと、抗生剤な」
「ありがとうございます」
「ただ、喘息の人というのは、咳だけが長い間、続いてしまうことがあるねん」
「はい(ごほごほ)」
「そうなるようなら、喘息の薬を使った方が楽になるから、また来て」
「はい(ごほごほ)」
「それと、普通の診察が8週間後」
「はい、ありがとうございました」
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