ある人が、わが子に宛てて獄中で書いた手紙に、次のような内容があったそうだ。
・どうか誰も怨まずに生きてほしい
・なぜなら人を怨んで生きなければならないことこそが、何よりも不幸だから
本当にそうだと思う。
怨むっていう感情の奥底には、「これまで信じてきた、期待してきた」という思いがある。
それがない相手には、怨むという感情は生じないから。
だから、誰かを怨んでしまうとき、あるいは誰かを失ったことを悲しく、悔しく、辛く思ってしまうときには
「かつて、信じたこと、期待したことがあったのだ」
ということを思い出すようにしたい。
[0回]
PR