長い間、「その人のために」と考え、行動してきたけれど、その人にとってはどうでも良いことだったんだ、と思い知らされたことがあった。
自分は何をやっていたんだろうと、燃え尽きた感じがした。
今になって思うのだ。
「どうでも良い」と知らされようとも、やっぱり「その人のために」と考え続け、行動し続けるという道もある。
それでも、私は心が折れた。
それは、私自身の問題(パワー不足や、念じる力の不足、思い方の問題など)でもある。
その人と同じか、それ以上の年月を共に過ごし、
「お前のことなんかどうでもいいんだよ」
と言われたとしても、この人を思う心は折れないだろうな、と自信を持てる相手もいる。
私が燃え尽きる方向へ進んだ理由は、どこにあったのか。
それは、避けられなかったのか。
もし、私ではなく友人がそのような立場にあったとしたら、私はどの時点で友人を止めていただろうか。
もう少し、心の傷が癒えたときには、そんな風に考えてみようと思う。
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