ECひろしさん「ときどきやすみます」
どんなふうに書いてもうまくまとまりそうにない
http://d.hatena.ne.jp/echiroc/comment?date=20100921ECひろしさんの記事に登場するご夫婦と、店員さんとの間に、「肩肘張らなくてよい、自然な呼吸」ができていることを、羨ましく思った。
この記事を読ませていただいて、自分の経験を思い出したので書いておこうと思う。
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私は、自分の抱えている病気が原因で、トラブルに遭ったことがある。非常につらく、悲しく、「こうやって人に迷惑をかけなければ生きていけないのだ」と思ったら、この世界から消えてしまいたいと思うほどだった。
そのトラブルの原因は「あなたが病気だということを、忘れていた」というものだった。
「配慮が足らないじゃないか!!」と言ってもいいかもしれない。その時、実際に私はそれを言った。泣きながら。
「私のことはもう良い。今後、同じ病気の人がいたら、どうか気を配ってほしい」と伝えた。
しかしこれは「配慮が必要ないと思えるほど、受け入れてくれていた」ということの裏返しなのかもしれない。見下したり、憐れんだり、逆に畏敬の念をもったりするのではなく、ごく自然に接してくれていた、ということなのかもしれない。
「迷惑をかけまい」「普通に扱ってほしい」と、私もどこかで肩肘を張っていたのではないか。
そう気づいたときに、ふと楽になった。初めて心から「よく頑張ってきたな、自分は」と思えたのだった。
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