簡単な言葉であっても、省略してはいけない言葉というのが、たぶんある。
新年のあいさつも、そうかもしれない。
他に、入院していた人が退院した場合の「おめでとう」とか。
そういう言葉すら省略されてしまったときの、落胆というのは忘れられない。
「もう、付き合う気はないんだな」
「私の存在が、よほど負担なのだな」
「きっと気付かぬ間に、縁が切れていたのだな」
と思う。
もちろん、言わなかった相手にも何か事情があるのかもしれず、一概に「おしまいだ」とは言い切れないのだけど。
今朝、なんだかそんな夢を見た。
落胆して、傷ついて、「もうおしまい」にしたい自分と、まだその人を信じたい自分が、心の中にいるんだと思い知らされた。
もし、あのまま会わずにいたら、どんな今をむかえていたのだろう?
その方が、良かったのかな?
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