和歌山県へ行った。
「わ!! が山ほど 和歌山県」は、平成16年の観光キャンペーン標語だったらしいが、平成20年の今もそのまま掲示し続けているところが
「気を抜くな 扱う相手は 危険物」
に似ていると思った。
Sさんに会った。
Sさんとは、ホルモン剤のこと、後期高齢者医療制度のこと、手の皮が剥けて(崩れて)いること、そんな堅めの話しをした。
二人の意見が一致したのは「阪和線はよく止まる」という部分だ。和歌山駅(JR)と、和歌山市駅(南海)は、名前が似ているが全く別のものだ。
ちなみに「南海電鉄・バスの連絡定期券は、電鉄・バスの定期券を別々に持つ場合と同じ値段だが、『和歌山バス』『和歌山バス那賀』の区間を含む連絡定期券を持つと、バスの定期代部分が安くなる。」という制度がある。
「これを、誰かに『言わなくちゃ』って思ったんやけど、誰に思ったか忘れた」
「まぁ、和歌山に関係のある人やろな。家の近所で、何の関係もない人に言っても仕方ないもんな」
そして、Sさんは「ブログに載せているY字バランスの写真を、どういう撮り方をしたのか?」と聞いた。目の付け所がさすがだと思った。・・・恥ずかしいから、セルフタイマーで撮ったなんて、答えない!! ただ「こういうのを、あまり見たことがない」と、褒めてくれた(多分)。
Sさんは、口では厳しいことを言っているけど、面倒見がよくて親分肌のところがある。
私は、Sさんとはタイプが違うが、面倒見の良さや、素人だからと馬鹿にせずに、詳しく話をしてくれるという点で、共通部分のある人を知っている。その人たちは、言葉遣いや外見などの印象は著しく違うのだけれど、何か共通のものがある。
何故なのか分からないけれど、自分がその人たちに抱く「印象」というのが強いように思う。多くの人と接していくに連れて「印象の弱い人」「強い人」が出てくる。それは「ファーストインプレッション」「インパクトの強い人」という意味だけではない。自分にはSさんの印象があまり強くなく、Mさんの印象が強かったという時期もあるくらいだ(ごめんなさい)。
ただ、どちらかというと、短距離走よりも「長距離走」という感じ、地味だけど、長く続く「印象」を、一つか二つ持っていて、付き合っていくうちに「こんな面もあったんだ」と気付くようなことがある。初めのインパクトは弱くても、付き合うに連れて「印象」が強くなっていくような、そんな雰囲気がある人。
印象が「強い」ことと、面倒見が良いことの、どう関係があるのかって言われたら、まだ少し考える余地はある。ただ「面倒を見てもらったのに、印象に残ってない」というような人もいるわけで、今、自分が影響を受けている人には、そういう「印象」「存在感」の強い人、が多い。何らかの「影響」を受けるというのも、世話になっている、ということの一つだ。
「存在感の強い人」「そうでない人」。
その違いが分かるようになることで、自分も「ちょっとばかり、成長できる」かもしれない。
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Sさんへ
正直言って、Sさんが見てるかもしれないから、アクロバティックな動きで驚かせようっていう気持ちはあった。
もし、Sさんの言葉を本当にMさんが守ってて、時々見ているとしたら、目に入ってしまうかもしれないよね(ToT)
せっかく普通の人だと認識してくれているMさんの、心が変わってしまったらどうしよう(T-T)
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