N先生の診察に行った。
「こんにちは」
「はい、こんにちは」
「今日は、受付の人達、たいへんそうですね」
「年末ですからね」
手紙を渡す。
「……手の甲はどうなってるんですか?」
見せる。
「両手ですね」
「はい」
「他に、同じようになっているところは?」
「ふくらはぎに、痣ができました」
「……確かに、H先生だったら内科的なことも分かると思うから。どんどん増えてくるようなら相談するといいですね」
「はい。ただ、今は書類の整理や掃除をしているため、痣ができやすいかなとは思っていて、治るんであれば嬉しいです」
「で、頻脈というのはどうなっていますか? 今どのくらい?」
「あの、この間、P先生の診察前に計ったのは87だったのです。でも、これは病院へ着いてすぐ計ったというのもあって。普段だったら65とかのときもあります」
「それなら、大丈夫でしょうね。スポーツをしている選手はもっとゆっくりになりますね。40とか」
「あ!」
「はい?」
「冬の間、プールに行って泳ぎたいなぁって」
「プールですか?」
「はい。春になっていきなり海に行って、もし落水してパニックになったら困るし」
「あぁ、なるほどね」
「市営のプールを狙ってるんですが」
「H先生のところの、近くではないですか?」
「はい」
「ビジター利用というか、お金を払って使うことができるんですか?」
「はい、1回600円とかです」
「泳げはするんですよね?」
「はい」
「それで、カバサールというものを、増やして欲しいのですか?」
「はい。痛いのがかなわないんで。でも、今周期は月経の調子とかも含めて、ちょっと体調が違ったんで、今後体調も変わるかもしれませんが」
「これは、パーキンソン病にも使われるお薬ですね?」
「はい」
「まぁ、パーキンソン病の方が『この薬のせいで、すごいうつ状態になった』という例は、私は接したことがないですね。ふゆうさんの飲む分量だったら……あ、胃腸の症状が出るように書いてありますが」
「それを言うなら、私はもともと胃腸の調子が狂いやすいので、カバサールのせいかどうかが分からないかと思います」
「そうでしたね」
今日はリスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅する。年内最後の受診だったので、皆さんにご挨拶した。ありがとうございました。ぺこり。
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