遅ればせながら「理系の人々(よしたに)」1巻、2巻を手に入れた。
「理系の人々」のWeb連載は下記。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s01300.jsp?rfr_id=report&p=037&__m=1&nyteblgc000000000001読んでいて「わかるなぁ」と思ったのは、よしたにさんが「首のレントゲン写真って持って帰れる?」と思ってしまった、というお話。私自身「病気への怖さより、好奇心のほうが先にたつ」という面があるから、このブログを更新し続けている。
そして、よしたにさんが「自販機の下に落ちた10円を拾うかどうか?」の話で、時給換算して損得を考えてしまう、というのもよくわかった。何とかして「時給が高かったことにしよう」として、がんばってしまうことが、私もある。
「理系女子は理系であることを隠す」というお話も、よしたにさんは納得いっていない感じだったけれど、私はなんだか、わかる気がする。SEや理系の研究者など、明らかに理系とわかる仕事に就いていると、わざわざ言う機会がない。そうでない仕事だと・・・、自己紹介の段階で、言わなくて済んでしまったら、やっぱり言う機会がない。だから、なんとなく言わずに済むなら・・・と思ってしまう。
全く違う分野の漫画だが、「プライド(一条ゆかり)」の主人公・麻見史緒は、3巻くらいまで(全12巻)、なんか「理系だなぁ」と改めて思った。理系とオペラとの違いはあるにせよ「この分野だけは誰にも負けない!!」というこだわりがあること、その分野で誰かに負ける自分を許せないこと、その分野を大事にするためなら、ほかの事は簡単に捨ててしまえるところ、などが似ていると思った。
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