大阪市営地下鉄の各線にはラインカラーが導入されています。
各線のラインカラーの「由来」は明らかにされていない線もあるのですが、「次のような由来があるのではないか?」と推測されています。

●御堂筋線(赤)……もっとも利用者が多い路線のため「大阪の大動脈」という意味
●谷町線(紫)……沿線に寺院などが多いことから身分の高い僧侶がつける袈裟の色
●四つ橋線(青)……御堂筋線に対して静脈、また海よりの路線であること
●中央線(緑)……大阪城公園の近くを通るため、公園の木々のイメージ
●千日前線(ピンク)……走行している範囲が繁華街と重なるため、ネオンサインのイメージ
●堺筋線(茶、ビビッドブラウン)……阪急線との直通運転を行っているため(ただし、阪急マルーン色とは異なる)
●長堀鶴見緑地線(黄緑、萌黄色)……鶴見緑地では「花の万博」が開催されたことがあり、そのテーマカラーに由来
●今里筋線(ゴールデンオレンジ)……朝に東から昇る太陽の暖かさをイメージ
【参考までに】
阪和線のラインカラーはオレンジ色。
選定理由としては「陽光あふれる大地につながるイメージ」が挙げられており、「陽光あふれる大地」とは、「みかんなどが取れる紀州の地」を意味しているのではないかという説もあります。
ただし、阪和線にオレンジ色の車両が走っているシーンはほとんど見かけません。
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