喘息&皮膚炎を診ていただいているH先生のところへ行った。
「こんにちは」
「はい、こんにちは」
「ちょっと乾燥してきたので、腕とか、体幹に湿疹が出てきました」
診ていただく。
「乾燥もしていますね」
「はい。アンテベートだけよりも、保湿剤も塗るほうがいいのですか?」
「そうですね。以前に、ヒルドイドとアンテベートを混合した状態で渡してましたよね。湿疹そのものを抑える力は弱くなりますが、そっちのほうが今はいいと思います」
「はい」
「もし、炎症を起こしているような場合は、アンテベートを単独で塗るほうがいいねんけど、どこかそういう部分があるかな?」
「今は、手の炎症も治まっているし(見せながら)」
「あら! これは、随分と筋が目立つなぁ。こんな手になって、大変やなぁ」
「なかなか太れなくて」
「皮膚以外のことは、どうですか?」
「あの、痩せてしまったので、骨に下着とか、ウェスト部分の金具があたって、痛いんです」
「それは、皮膚が炎症を起こしているのかな?」
「そうではないのですが、骨をぐいぐい押されることになるので、痛いんです」
「え、今はどうしてるの?」
「半日くらいは我慢できるので、出かける時とかはなんとかつけています」
「寒くなるから、あんまり細いままやと寒さが堪えるなぁ」
「あの、前に見せたかどうか忘れたんですけど、胃カメラの写真があります」
「ほぉぉ。。。これが鳥肌胃炎っていう状態なの?」
「はい」
「なんか、昔に錠剤が残ったままになってた写真、見せてくれたことあるよね」
「はい! ありましたね。今回は残っておらず(笑)」
「貴重な写真をありがとうございます」
「いえ、そんな。前と比べて悪くなっていないので、胃に原因があって痩せているわけじゃないとのことでした」
「それは、良かったと言っていいのかどうか(笑)」
「はははは(笑)」
「血液検査をしてもらったのですが、決して栄養状態が悪いとかいうことではなく、貧血もギリギリセーフでした」
「……ほぉ、確かに大丈夫そうですね」
「ありがとうございます」
昔から診て下さっている先生に会えたので、ほっとした。
仕事でトラブルがあったり、他の治療もあったりして、何か重い荷物を背負っているように感じる時も、話したいと思える人がいることは幸せだと思う。
[0回]
PR