外科のS先生と話す。
【小ねた１】カーテンを閉めるのはなんで？
「あの、診察台に寝るときって、なんでカーテン閉めるの？」
「・・・なんで・・・（看護師さんに）なんで？」
「プライバシー保護のため、と言われています」
「私は思うねんけど、カーテンを閉め切ってて、医師と患者さんしかいなくなるやんか。そのほうが怖いとか、気持ち悪いって感じる人もいる、とは思うねんけどな」
「ていうか、開けてたら問題あるの？」
「ここやったら、他の患者さんとかも居てへんけど、処置室とかで往来の激しいときはなぁ・・・」
「処置室でソセゴンを打ってもらうのに、シャツの袖をめくれなくて、脱いだことあるねん。そのとき、ちゃんとカーテンが閉まってなくて、看護師さんが慌ててる感じで・・・」
「うん」
「でも、腕の筋肉を見られたくらいで、そうそう大慌てってことは、ないわけやん。ダンサー（アマチュアです）の感覚がへん？」
「あぁ、そうか。でもな、全員がふゆうみたいな『筋肉大好き』とはちゃうねん（笑）。そういう人には、刺激が強いやろ」
【小ねた２】怖くなかったもの
「この間、『血を触らせて』ってお願いしてん」
「あぁ、知ってる」
その話は →
http://www.mypress.jp/v2_writers/fuyuu/story/?story_id=1859575「私は、その気持ちをへんやとは思わんねん。へんやって言ってたら、外科医の仕事は成り立てへんしなぁ」
「うん」
「血を怖いと思わん人かていてるし」
「うん」
「安全な血じゃないと困るけど、触りたかったら、触っててもえぇと思うで！！」
「はい！！」
「そういう感覚があるから、おばあちゃんの人工肛門も怖くなかったんかなぁ？」
「そうかも。７分で人工肛門のバッグとか換えられるようになってんで」
「７分。（看護師さんに）７分でストーマの装具、換えられるのは早いの？」
「ストーマの状態とか、装具の種類にもよります」
「だ、そうです（笑）」
【小ねた３】予想の範囲外の回答
「で、他は？」
「あ、あの（精神科の）L先生が『とにかくお願いしますね』っていうのを『何を（笑）』って言ってた（笑）」
「それは、予想の範囲内の回答やなぁ」
「そうなんですか？ っていうか予想できない回答が必要なん（笑）？」
「はははは。『予想できへん』までは要らんけど。まぁ『すべて、あらゆることを、ひっくるめてお願い』ってことや」
「下請けに丸投げ、みたいに？」
「下請けちゃうやん（笑）」
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