外科のS先生のところへ。
「おはようございます」
「はい、おはよう。顔はどうなった? 動くようになった?」
「はい、おかげさまで」
「すぐ治ったの?」
「すぐ……、2週間ほどだったかな。あの、ご飯を食べるのに、やたら時間がかかってしまって、そのためか痩せてきたんですよ」
「おいおい、せっかく体重増えたのに?」
「あはははは。前は、浮腫みがひどかって、利尿剤を飲んでいたら治ってきた感じだったけど、今は浮腫みというより」
「実質が減ってるんや(笑)」
「ははははは(笑)」
「胃が痛いとか、そういうのはある?」
「いえ、今は痛さはないんだけど、実は月経のサイクルが短くなっていて、痛み止めを飲む頻度が増えてはいるんですよ」
「それはT先生とは、話してるの?」
「はい。ただT先生も、25日未満の周期というのが、頻発月経とされているけれど、24日だったら、すなわち治療が必要だということにも、ならないかなと」
「そらそうやな。というか、4月からはどうするの?」
「N先生に診ていただく予定です」
「あぁああ、元院長の」
「はい(笑)。T先生も、あと1回ということで、子宮がんの検診なんかをしてくださいました。最後の診察で結果を聞くことができそうです」
「乳腺のほうは?」
「カバサールっていうお薬を飲んでいるんだけど、週に1度なので、うっかりすることがあるんです。そうすると、痛みがすごくなってきて『あぁ、そういえば』って気づきます」
「なるほど。飲めば楽になる?」
「はい! あの、この前薬局で言われたんですが、カバサールを元のメーカーから入手できない状態になってて、ジェネリックだったら当面はあるとのことなんですが」
「え? ちょっと待って、システムを見てみるな……特に、注釈がついてるとかはないなぁ」
「まぁ、ジェネリックならまだ大丈夫、ということであれば、私はそれでいいんですが。。。」
「今は、T先生にもらってるの?」
「はい。今後N先生が、どうされるかですね」
「さて、仕事は?」
「あの実は、人前に出て話すような仕事が徐々に増えて来て」
「ほぉ。書いてるだけちゃうんや(笑)」
「はい、もうすぐ和歌山県でもセミナーするかも。顔がどうとかいう症状も、もしかしたら、未知の仕事であれこれ考え過ぎてしまったのかもしれません」
「和歌山まで、時間かかるやろ」
「いや(笑)、それを言うんなら、海南行くほうが……」
「あ、そうか! そやったなぁ」
「この前、写真を整理していたら、海南駅に巨大なお雛様の飾りができたときの写真が出てきたんですよ」
「もう、今ごろは準備も進んでるやろな」
「だと思いますね。だって2月の半ばから、3月の途中までは見られたと思うし(注:調べたところ今日から正式スタートだそうです)」
「懐かしいけどなぁ。あの時の病院、もうないねん」
「え? そうなんですか?」
「移転してね、あの場所から歩いて5分ほどのとこにあるよ」
時間の経過とともに変わるものもあるけど、ひな祭りののように、変わらないものもあるね。
写真は、かつて海南駅で撮影したもの。私の下手な写真では伝わらないけど、本当に壮観。
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