S先生のところへ行った。新しい病院でドキドキしたけど、会計システムが耳鼻科の病院と同じだったので、少し安心できた。
さて、診察の部屋へ。
「こんにちは」
「はい、こんにちは」
「調子はどうですか?」
「……あー、えー、調子って何の調子だっけ……」
「ははははは(笑)」
「ははははは(笑)。そうやなぁ、何かあったことを話して」
「偏頭痛の話はしましたっけ?」
「え? 偏頭痛?」
「あ、あ、あの、昨年の暮れくらいから、偏頭痛が結構出るようになって」
「ほぉ」
「で、それは、耳鼻科の先生が色々アドバイスしてくださってて。でも、この間、練習会があったんだけど、直前になって閃輝暗点で左目の視野がほとんどなくなってしまって、出艇できなかったんですね」
「うん」
「そういうのは、止める手立てはないので、割り切ってやっていくしかないかなぁという話になって。耳鼻科の先生は、同じ海面で違うスポーツされてることもあるので、よく分かってくださっています」
「そうですか、それなら安心やな」
「ありがとうございます」
「胃はどうでしたか?」
「胃が痛いーというのはなかったです。食欲の問題というのは、カメラで見たら何か映るとかでもないし」
「機能的な問題ってことやな? カメラはいつしたっけ?」
「秋だったと思います」
「年に1度はしたほうがいいねん。それに、ここの病院なら、朝に頼んだら、その日のうちにしてくれるレベルやで」
「そうなんですか?」
「だから、今はちょっと早いので、次回来た時に、カメラの話もしよっか」
「はい!」
「あの、T先生から早くS先生に行くようにって、さんざん言われて」
「うん」
「で、ノートを持ってくるのを忘れたので、せめて写真でも」
「そうやな。看護師さんに撮ってもらおうな」
「わーい!」
……何しに来てるねん……。
この後、ヨットの話、循環器の先生の話、そしてプライベートな話……。
「ん゛ー、うまくいってないっていうから、どれほどのことかと思ったら、壊滅的ってわけでもないやん」
「ないかな?」
「長い目で見ていかないと、いけないときも、あるよ」
「はい」
「しばらく待ってみよう」
「はい!」
今日はガスター、サイトテックをいただいて、帰宅する。ありがとうございました。
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