婦人科のT先生のところへ行った。
「こんにちは」
「こんにちは。めっちゃ寒かったやろ?」
「はい、めっちゃ」
「でもこれが、12月というもんやで(笑)」
基礎体温表を渡す。
「前から3週間しか、経っていないので、排卵があったかどうかやな・・・」
「あったでしょう、今回は!!」
「・・・」
「・・・」
「高温相が・・・」
「私、低温相も低いんです」
「うん、高温相も低いねん(笑)」
「はははは(笑)」
「ただ、それは基礎代謝とかの関係、体温の低さという個人差の範囲ですから」
「はい」
「治療してどうこう、という種類のことではありません」
「はい」
「基礎体温が緩やかに上がっているので、排卵日の特定は・・・難しいかな」
「そうですか?」
「ただ、排卵があったことは間違いないと思うんで、次に来たときに状況をチェックしましょう」
「はい」
「で、次回は5週間後に来てもらいたいんです」
「はい」
「お薬やけど」
「あ、あの、将来、□原△▽のようになりたいので、○ゲ◎◇◆●▲を欲しいです」
「・・・ごめん、意味わからん(笑)」
「○ゲ◎◇◆●▲をたくさん飲んで、足腰がたたなくなって、警察に保護されたり・・・」
「あぁ、そうやったんや」
「そのためには、恋人が♪♭♯$でないと、いけないんですけど」
「はははは(笑) じゃあそもそも、□原△▽にならんでえぇやん(笑)」
「そうですね」
「あ、あんな。それで思い出したけど」
「はい」
「ふゆうさんって、一時期SSRIとかに凝ってたやんか?」
凝ってないけど!!
「飲んでたのはSNRIです。トレドミン」
「え? Nってあんの?」
「はい、あります」
SSRI = Selective Serotonin Reuptake Inhibitors、選択的セロトニン再取り込み阻害薬
SNRI = Serotonin & Norepinephrine Reuptake Inhibitors、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
「・・・あの、製薬会社の人から聞いたんやけど、PMSの人に、SSRIを黄体期にだけ処方すると、うつ状態とか痛みの強さが緩和されるというお話があるそうなんやわ」
「はい」
「それで、誰かに聞いた話しやなぁ、そういうことを喜んで話してくれるのって、ふゆうさんやったかなぁと思って」
「ははははは。L先生にそのお話を教えてもらったことがあって、T先生にもお話したかもしれないですね。パキシルとかですよね?」
「そうやねん」
「私、SSRIは飲んだことないんです」
「そもそも、何でSN・・・RIって飲んでたん?」
「パニック障害」 ・・・(事実とは若干、変えてあります)
「想像つかんけど(笑)」
「ただ、パニック障害にはSSRIのほうが効果が出るという説も、あったそうなんですが、慣れているSNRIを止めてまで、SSRIに変える必要があるか、ということになって」
「そうやったんか。まぁSSRIも、長期間処方するとなると、副作用とかのことも考えていかないといけないようですね。ふゆうさんは『月経の前に痛い、つらい』ということよりは、月経困難症として月経の途中の症状がメインなんで」
「はい。あ、あの精神科のL先生に何か教え
てもらったら・・・」
「教えてもらわんでいいで」
「え、教えてもらわんでいいの?」
「うん、飲まんでいいから(笑)」
「で、薬は・・・」
「真面目に、ブスコパンは欲しいんです」
「わかりました。他に切れてるものって・・・」
「ソ◇ゴ▽」
「・・・それは切れっぱなしでいいやん(笑)。・・・っていうか、もう半年・・・1年・・・えぇ2年以上か、切れっぱなしやなぁ」
「そうですね」
「喜ばしいことです」
今日はボルタレンSR、ブスコパンをいただいて帰宅する。ありがとうございました。ぺこり。
【追記】
N院長先生が「ふゆうさんのケース(パニック障害も含む全体的な流れ)では、SSRIを出すのが通例ですが、胃腸が弱いと聞いていたので、SNRIにしたと記憶しています。懐かしい話です」「当医院にも、ソ◇ゴ▽と同じで会社が違う▲ン▽▼△を置いていたことがあります。ふゆうさんの初診よりずっと前です」とのお話しをくださいました。ありがとうございました。
[0回]
PR