忍者ブログ

普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

哀しい矛盾を抱え切れなくて・・・

「内リンパ嚢開放術を受けた話」を運営していて、時々、矛盾した気持ちに陥る。

「治療法があるから、諦めないで」
「内リンパ嚢開放術のこと、流れ、回復を知ってもらえれば、楽になってもらえるよね」

そういう思いで、ずーっと文章を書き続けている。

でも、一番いいのは、そもそもメニエール病にかからず、かかっても内リンパ嚢開放術まで受けなくてもいい状態に、とどまることじゃないのだろうか? 時々、そう思う。

もちろん「手術療法があると知ったから、気が楽になって、症状が軽減しました」というメッセージをいただけば、とても嬉しい。素直に喜んでいる。
「健康な方にも、メニエール病のつらさを知っていただきたい」という人もおり、私やこのブログ・ホームページが、そういう役割を果たせるなら、本当に嬉しい。

それでも、ほとんどの人にとっては「メニエール病のことなんて知らずに、一生を終えるほうが幸せ」に違いない。

また、内リンパ嚢開放術が終わった後に、メッセージをいただけることもあって、それも本当はすっごく嬉しい。「これで元気になれますね!!」って一緒に喜びたくなる。
ただ「病気から解放されたのだから、もう私の存在にとらわれず、自由になってほしい」という気持ちもある。

私は昔、あるとても社会的地位の高い方から「家族が病気になってしまったので、ふゆうさんの知っていることを、教えてもらえないか?」と聞かれたことがある。そのとき、緊張や自分自身が病(メニエール病ではありません)を受け入れ切れてないところがあり、十分お話しできなかった、という思いがある。

どういう立場の人であっても、患者である・患者の家族である、ということには変わりはないのに、私が冷静さを欠いたために、十分なことができなかったのではないか?
そのとき、できなかったことを、今後は悔いのないように、精一杯やっていきたいという思いを、ただこのブログ・ホームページにぶつけているだけではないのか?

後悔を埋め合わせたいための、自己満足に終わってはいないだろうか?

そう思うことがあるのだ。

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新CM

[01/18 シャネル スーパーコピー キーケース]
[10/10 バッグ・財布・時計スーパーコピーブランドコピー]
[07/09 美辞ん堂ふゆう]
[07/07 衣斐 美由紀]
[05/04 t.soota]

プロフィール

HN:
美辞ん堂ふゆう
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R