今ちょうど、仙台で下記の学会が開かれているそうです。
第111回 日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会
http://www.congre.co.jp/jibika2010/index.html私は昔、理系の大学院生でした(想像がつかないでしょうけれどっ!!)。耳鼻科の手術が終わったら「大学院修了のけじめとして学会発表を経験しておこう」という指導教官の勧めがあり、そのようにしました。
前日に、会場の下見に行っておくようにと言われながら、風邪がはやっていて、熱が上がってしまったので、下見は行けませんでした。
当日は、発表する内容よりも、機材を二台使わなければならなかったのですが、連携がうまく取れず、初めのうちは焦ったのを、思い出します。
あれから数年が経ち、改めて思うことは、「きちんと」学問にお別れができたことは、良かったということです。
人生には色々な別れがあり、出会いがあります。別れが悲しいからこそ、出会うことが嬉しいものです。主治医、友人、恋人、家族、ペット、様々な物、仕事、勉強など、「共に過ごせる時間は有限だ」と知っているからこそ、共に過ごす時間を大事にできるのではないでしょうか?
良い形で「きちんと」お別れができたら、悲しいけれど「しんどく」はありません。「きちんと」お別れができていないまま、曖昧な状態が続くと、しんどいなと感じます。
私にも、私の未熟さが原因で「きちんと」お別れできなかった人や物があります。それはとても、申し訳ないと思います。
「明日、お別れをすることになっても悔いはない」
そう言える接し方を、常日頃からすることが、大切ではないでしょうか。
なかなか、私自身がそれを、実行できないでいるんですけれども。
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