循環器の先生のところへ行った。
気になっていたことをお話しすることができた。
S先生の写真をお見せしたら、
「外科のS先生、面白い先生やったねぇ」
とおっしゃっていた。
10年も私に、というか私の話す色々な内容に付き合ってくれていることを
「S先生はえらいなぁあ」
とおっしゃっていた。
「この先生も面白いです」
と言って、T先生の写真をお見せしたら、
「T先生なぁ(笑)」
とおっしゃっていた。
「色んな先生の写真があるけど、こんなに病院へ通ってるの?」
「そうですね、そうなりますね」
「それは……大変やなぁ」
先生、あまり大変じゃないんです。これは、私にとっての現実。
他の人生を試してみることはできないし、「他の人生だったら楽かどうか」ってことは、わからないですから。
実は、自分で「大変だなぁ」って思うことを、私はとても怖がっています。
そう思ってしまうと、「大変だから、これ以上は動かなくてもいい」という気持ちになるでしょう。それは、自分で自分に手枷足枷をはめる考えだという気がするんですよね。
いつか、この気持ちを先生に話すことも、できるといいなぁ。
さて、先生は「せっかく大事なことを話してくれたけど、何もしてやれない」と言ってはったけれど、それはなんか違う。
先生は、次の予約をちゃんと取ってくれはった。私は「2年も3年も先のことは考えられないけど、1か月後や2か月後のことなら考えられる」というときがあって、先生が予約を入れてくれたから「また、先生に会えるときまで頑張ろう」と思える。
それは私にとって、とても大きなことだから、本当にありがたいと思っている。
ありがとうございます。
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