2年くらい前、P先生に他の治療のことを話さなければいけなかった。
一部始終を聞いてくださった先生は、少し息を溜めた後で、
「大変やったなぁ。。。」
「そりゃあ、びっくりするわ」
とおっしゃった。
その言葉が、胸の中にがーんと響いて、その響き方にとてもびっくりして、泣きそうになった。
自分自身が
「落ち込んでいても、何も解決しないんだから」
「周りに気を遣わせてはいけないんだから」
と、表現することを止めていた気持ちを、P先生は表現してくださったのだと思った。
ちょうどこの季節だったので、思い出した。
まだ、今のような形でご厄介になることは予想もしていなかったけれど、ただ、こういう言葉をいただいていたからこそ、P先生に思い切って近づくことができたのかもしれないと、改めて思う。
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