昨日、精神科のN先生のところへ行った。
「こんにちは」
「こんにちは」
手紙を渡す。
「循環器のお薬は何をもらっているのですか?」
「アテノロールです」
「えっと……」
「テノーミンだったらわかりますよね?」
「あぁあ、テノーミンはどういう作用を狙ってるのかな?」
「βブロッカーなので」
「あぁあ、それで頻脈を抑える効果があるんやね。高血圧のお薬っていうイメージがあったから」
「あ、そうですね」
「それで、と。外科の先生はなかなか、大胆な処方をされますね」
「そうですか? あの、薬局の人にもツッコまれました」
「もう、ガスターに変えたということは、調子は良いのですか?」
「はい。あの、S先生は『前と同じ薬だけを、ただ出すのは、なんか愛想がない感じがする』って言ってはりました」
「どのくらいの間隔で行っているのですか? 月に1度とか?」
「8週間に1度とかですね、今は乳腺外科の先生のところも行くことがあって、ちょっとペースが変わっていますが」
「それだったら、確かに症状に応じてお薬を変えないといけないでしょう」
「で、ヨット教室に行けるのですね」
「はい」
「天候は心配ではないのですか?」
「まぁ、濡れること自体は前提なのでいいのですが」
「そら、そうですが」
「この前、二色浜へ行ったんですよ。その日がたまたま、気温が低くて風も強かったんですが、ウィンドサーフィンの教室が開かれてたんですよ。それで、ウェットスーツの中でスプリングっていうタイプのものを、着ている方が多かったんですよ」
「はい」
「膝までのスーツなんですけど、『今日の水温だったら、けっこうツラいんちゃうかな』って。私自身も、風除けの服をもうちょっとしっかりしたものにしていけば良かったって、後悔したんで」
「私の出身地ではね。海水浴の時は『15分泳いだら、上がれ』って言われたんですよ」
「そうなんですか?」
「暖流が直接に流れ込んでいないので、寒いんですよ」
「あぁあ!」
「だから、関東方面に住んでいた時、江ノ島のあたりで泳いでね。あまりにも温かいんでびっくりしました」
リスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅する。ありがとうございました。ぺこり。
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