循環器のP先生のところへ行った。
「おはようございます」
「はいおはよう」
「今日、めちゃ良かった!」
「血圧が128/79。でハートレートが75。おぉ、えぇやん」
「はい!」
「変わったことはありましたか?」
「あの、年末に胃が痛くなって吐いたりして、そしてどうしても頻脈になったんです」
「うん」
「で、1月15日ごろに、T先生のところへ来たときに、気持ち悪くなって脈拍が110くらい打ってたんです」
「うん」
「で、T先生が薬情を見てくれて『テノーミンはまだ、1日に飲める上限まで余裕があるので、帰ったらすぐ飲んで』って言ってくれて」
「そうですか」
「あの、ノートにS先生が」
「ん? あぁはははは(笑)」
その書き込みについて、秘密を教えていただく。
「さて、聴診しようかな」
「あ、あの!」
「ん?」
「乳房から血が出てるんです。血で聴診器が汚れたりしませんか?」
「大丈夫ですよ……音もいい感じ」
「ありがとうございます」
「あの」
「ん?」
「あの、もし、海で○○(今は伏せます)をしたいと思ったら、私にもできますか?」
「はっきり言っていい?」
「はい」
「その体重では無理。危機に対応できないから」
「無理」
「うん、体重も筋肉も、体力もな、『増えたら』という話をしても意味ないからな」
「はい」
昔、自分がしんどい思いを抱えていた時に、P先生と海の話ができるようになって、色々話し過ぎてしまう自分の甘えを「怖い」と思っていた。
でも、根本的な解決を結局1人ではできず、知人の力に頼った部分が大きいと思う。
「気持ちを変えるのは自分の仕事だ」とか言いながら結局、完全に変えることもできず、P先生と話せる楽しさに甘え続けていたなと、改めて思う。
これまで色々なことに付き合ってもらったから、P先生にとって「こいつを診ていて良かった」と思うことが1つくらいあってくれるようにと、神様に祈っていよう。
帰りにコンビニの駐車場にいた猫。
猫は罰金をとられないの?
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