「来月、誕生日なんです」アピールを、例年通り行っている。
思えば昨年のちょうど今頃、急性胃腸炎になった。薬を頂いて炎症反応や発熱がなくなったにも関わらず、なかなか気力が戻らない、ということが続いたのだ。
それから、脳貧血や頻脈が起こるようになったり、不眠がぶり返して来たり、乳房の症状が出たり、循環器の先生に診ていただくことになったり、ハント症候群になったり、乳房の手術をしたり、あっという間の1年だった。
1つ言えることは、これまで毎年「誕生日、おめでとう」と言ってくれた人に、今年も言ってもらえるのが当然ではないのだということ。
何人かの人には、今年は言ってもらえないかもしれない。今年は言ってもらえても、来年は言ってもらえないかもしれない。
そういう事が起こるとしたら、その人にとって大事な存在で居続けられなかった自分に原因があるのだから、「哀しい」「さびしい」「ご縁がなかった」で終わるだけじゃなくて、「ごめんなさい」ってお詫びすべきところだと思う。直接、言うことができないなら、心の中ででも。
「来月、誕生日なんです」という言葉を聞いてくれる人がいるのはありがたいことだし、そういう人との縁を大切にしよう、って思うのは簡単だ。
だけど、「もう、聞いてもらえない」「答えが返ってこない」ということも、やはり大切なことなのだ。
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