昨年の今頃から、何らかのご事情で正社員としての勤務が難しく、在宅ワーク・SOHOに興味があるという方と、お話をする機会が非常に増えました。
皆さんがおっしゃる言葉に「自宅で仕事ができるほどの才能があれば、病気・怪我・介護・子育てがあっても、心配要らないのになぁ」というものがありました。
皆さんがおっしゃる「才能」っていうのが、何を意味しているのか、私にはつかみきれてません。もしできましたら、「どんな才能があれば、自宅で仕事ができる」というイメージがあるのか、教えていただけませんか?
私にご相談いただくということは、何かの「才能」が、私にはあると思われているんでしょうか?
具体的に、それは何なのでしょうか?
たとえば、パソコンを使う能力ですか?
誰でも使えるレベルのことしか、していないですよ。クライアント様から丁寧な仕様書をいただけるので、その通りに作業することが多く、特殊な技能などは必要とされません。むしろ「自分の技能をひけらかす」ことは、自分の趣味の分野ですべきことであり、奇をてらうような作業は、嫌われます。
たとえば、資格の有無ですか?
私の持ってる資格は、業務に直接役立ったことは、あまりないですよ。危険物取扱者資格がないと、自宅で仕事はできない、とかは誰も思いませんよね。
もしも、私に何かがあるならば
●できない理由より、できる方法を考えるという性格
●それでもできないことは、引き受けないという姿勢
●できると決めたことは、成功するまで努力するしつこさ・執念深さ
●結果を焦らずにいられる「のんびり」したところ
などでしょうか。
このような部分は、私だけではなく、誰でも持っていると思います。
たとえば「誰かと待ち合わせをしているのに、時間に遅れそうだ」というとき、皆さんは「なんとかして待ち合わせ場所に行こう」「怒っている相手に許してもらおう」としますよね。許してくれないかもしれないけど、それでも「ごめんなさい」を伝えようとしますよね。
逆に自分が「待たされている側」だったら、「1秒でも遅れたら帰る」ということはなく、ある程度は待ち続けますし、最終的に会えて、謝ってもらえたら、それでよしとしますよね。
自宅で仕事をするのに必要なのは、そのような場面で発揮される「何とかしたい」という精神じゃないでしょうか?
「誰でもできること」が私にもできる、ということに過ぎないのです。
しかしながら、皆さんがお伝えくださるお気持ちを、つかみきれてないのは事実です。もしできましたら、自宅で仕事をすることができる「才能」って何だと思われているのか、どうかお教えください。
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