精神科のL先生のところへ行った。
「おはようございます」
「おはようございます。あの、ごめんなさい、プレゼントをまた忘れていて」
「いいです、いいです、そのまま忘れてください(笑)」
手紙を渡す。
「・・・これは・・・大変・・・でしたね」
しばし事情説明。
「食事や睡眠はどうでしょうか? 変化はありますか?」
「・・・食事は、まぁ、減ってるかな・・・」
「睡眠は? 何度も、目が覚めたりしますか?」
「はい。あの、でも気温が急に変わったからというのも、あると思います」
「なるほどね・・・」
「あの」
「はい」
「この2年に、同じような経験があり、もう4度目なんです。だからかもしれないけど、自分の心がどう変化するか、なんとなくわかる気がします」
「なんとなく、わかる?」
「食欲がなくなったり、睡眠が不安定になったり、そういうのが、仕方ないんだなって思えるというか、『永遠に続く』ってことはないのを、体感的に知っているから」
「それはその通りです。今のふゆうさんの状態には悲哀反応という名前がついているんですよ」
「あ、そうなんですか?」
「そうなんです。悲哀反応は異常ではなく、正常な心の動きとされているんです。ただ、何カ月もその状態が続くとなれば、うつ状態、あるいは、うつ病といった治療の必要な事態かもしれませんので、注意は必要なんですが」
「◎◎◎のホームページで」
「はい」
「あの、先に申しました『2年に、同じような経験が4度目』ということの、初めだった時に、たまたま◎◎◎のホームページを見ていて、悲哀反応とは違う言葉だったんですけど『それは、正常な反応なので、薬を用いて強引に治療することが必要かどうかは、議論されているところですし、個々の事例にもよります』みたいに書いてあって」
「はい」
「あぁ、自分は無理に治さなくてもいいんだ、これは仕方がないことなんだって、楽になったことがあります」
「そうですか。知識を付けることで楽になったのなら、とても良いですね」
「はい、ありがとうございます」
「しかし・・・、びっくりしましたね」
「はい。あの、昨日、T先生のところへ行ったんです」
「T先生」
「婦人科の」
「あぁ、優しそうな年配の先生でしたね」
「はい。あの、で、地理的に近くっていうこともあって、基礎体温表が書けてないところとか、あって」
「はい」
「次の周期に影響もあるやろうと思って」
「はい」
「事情は言ったんですけど、あの・・・(支離滅裂)」
「僕としては『今は正常な反応を起こしている』と考えてます。もしも、あまりにも食欲がなく、眠れないといった状態が続くなら」
「はい」
「また、抗うつ剤などの使用を考えていこうというのが、僕の考えです」
「はい」
「他の先生にも、そう説明してくださって、大丈夫ですからね」
「はい」
「お薬は、今まで通りでいけますか? ほしいお薬はありますか?」
「△ーゼ☆■#ー」
「何に使うんですか(笑)?」
「あの、◎◎◎のホームページに『主治医の先生がくれました』って送ります」
「そうしたら『それは、決して良い主治医とは言えません』って返事されますよ、確実に(笑)」
リスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅する。
今日は、P1さん、P4さん、P5さん、P6さん、P7さん、P7配偶者さん、P8さんなど、数多くの人に話しかけていただいた。みんな大変な事情を抱えてらっしゃると思うけれど、私には優しくしてくださる。今日は「某女優さんに似ている」と言ってもらえた。
ありがとうございました。ぺこり。
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